“本物”のアーティストに成長したFTISLAND

“本物”のアーティストに成長したFTISLAND幼い顔をした5人の少年が楽器を持ってステージの上で歌を歌ったことが、まるで昨日のことのように思える。2007年にデビューした彼らは、今年でもう6年目になる。歌手になる夢を抱いた少年たちの口から「お兄さんたちのようになりたいです」という言葉を十分に聞けるほど長い時間が流れた。今は誰かの夢や希望になっている5人組の男性バンドFTISLAND。先月23日に韓国で自分たちを待ってくれたファンのためにスペシャルアルバム「THANKS TO」をリリースしたチェ・ジョンフン、イ・ホンギ、イ・ジェジン、チェ・ミンファン、ソン・スンヒョンの5人のメンバーと会った。FTISLANDは6月15日に日本・宮城を皮切りに、7月14日に埼玉で幕を閉じた「FTISLAND Arena Tour 2013~FREEDOM~」の全11回の公演を通じて計10万人の観客を動員し、熱い夏を過ごした。9月28日と29日にはソウルでFTISLANDのデビュー6周年記念公演が開催されるため、彼らは練習に邁進していた。幼い頃のやんちゃな姿をそのまま持ち、依然として率直で堂々としたFTISLANDは、もはや“本物”の音楽について語りながら音楽を“楽しむ”アーティストの面貌まで備えて、さらに成長しているように見えた。場所は関係なく、音楽ができること自体が幸せだという彼らは話をすればするほど、もう“イケメンバンド”という言葉だけでは収まりきらなくなるだろうという素敵な予感がした。

―メンバー全員が一緒に集まってインタビューするのは久しぶりだ。韓国でFTISLANDを待っていたファンたちに一言を。

イ・ホンギ:ファンたちに感謝している。それで今回、歌でその気持ちを表現した。スペシャルアルバム「THANKS TO」にファンのために作った曲が収録されている。

ソン・スンヒョン:イ・ホンギ兄さんが作った曲をメンバーたちが心を込めて演奏した(笑)

―そのスペシャルアルバムについて簡単に紹介してほしい。

イ・ホンギ:デビュー6周年を記念してリリースするアルバムで、僕たちの自作曲をファンの方たちに聞いてもらいたいと思って作ることになった。ミニアルバムの形ではあるが、5thミニアルバムではなく、言葉通りスペシャルアルバムだ。中にはファンのための曲もあり、僕たちを待ってくれた人たちへの曲もある。

―6~7月に日本で開催したアリーナツアーを大盛況のうちに終了した。2011年の日本武道館に続き、2年ぶりの大規模な公演だったが、どうだったのか?

ソン・スンヒョン:良い経験となり、より一層成長することができたと思う。公演をたくさんやったら、もっとやりたいという気持ちになり、また違う公演を決めて今準備している。

イ・ホンギ:僕たちでコンサートのセットリストを決めて、自分たちのやりたいように構成を決めたのは今回が初めてだった。スタッフと一緒にコンサートを自分たちの思い通りに作り上げた。日本だけで発表した自作曲も多いので、それらの曲でやりたいようにできたのが一番意味深かった。

―さっき写真撮影を行う時、待機するたびにメンバーたちが集まってセットリストを作っていた。

イ・ホンギ:9月28日と29日にソウルで開催するデビュー6周年記念コンサートの準備をしている。また、そのソウルコンサートが終わると、10月1日から1ヶ月間にわたって日本全域を回るZeppツアーも始まる。だから、時間が空くたびに準備しなければならない。

―日本では日本武道館とアリーナで公演を行ったので、残すところはドームとスタジアム公演への挑戦だ。そこで公演したいと思っているのか?

イ・ホンギ:もちろん、公演会場が大きくなるというのは、僕たちのことが好きなファンが増えているという意味でもあるだろう。でも、それは確かに良いことではあるが、残念な部分もある。なぜなら、コンサートの時にファンたちにも一度話したことがあるが、僕たちはファンと近い距離にいる方が好きだからだ。その方がバンドらしいしとも思うし。急いでもっと大きな公演会場で公演をやりたいという欲はない。Zeppツアーを再び開催する理由もファンと近い距離で呼吸したいと思ったからだ。

―実はその理由が知りたかった。「アリーナで公演を行ったのに、どうしてまたZeppツアーを?」と思った。

イ・ジェジン:比べるわけではないが、例えばダンスグループは公演会場の規模が大きくなればなるほど有利な部分がある。彼らは見せられる部分が重要だから。でも、僕たちの場合は音が良いことが“核心”だ。だが、公演会場が大きくなればなるほど、音は悪くなる。久しぶりに観客と近い距離で呼吸をするその楽しさも味わいたいと思い、Zeppツアーを決めた。

イ・ホンギ:何よりZeppツアーの方がもっと楽しい。男性のファンも沢山増えたので、今回のツアーが楽しみだ。

―インターネットのコミュニティなどでFTISLANDの話をしながら「兄さんたちのようになりたい」という書き込みを多く見た。海外の男性ファンがFTISLANDの曲をカバーする映像もかなり多い。

イ・ホンギ:学校の軽音部の男子生徒が僕たちの曲をコピーした映像をTwitterで送ってきたことがある。

イ・ジェジン:「僕たちの曲をどうして知っているんだろう?」と疑問に思うほど若いファンがFTISLANDの曲を演奏するのを見ると、本当に不思議だ。

イ・ホンギ:さらに面白いのは、日本や香港、台湾などのアジアのファンたちが日本で発表した曲ではなく、韓国で発表した曲をコピーするということだ(笑)

―昨年9月にソウルでスタートした「TAKE FTISLAND」アジアツアーも、今年8月に香港公演で幕を閉じた。それなのに、香港のファンミーティングでアジアツアーを再び開催すると話した。

イ・ホンギ:多分(アジアツアー)再び開催すると思う。昨年もそうだし、今年も、1年間で平均30回を超える公演を行った。活動もずっと繋がっている。韓国で活動をした後、日本ツアーを行い、そしてアルバムをリリースしてアジアツアー開始した。それが終わったら、冬に韓国や日本でまたコンサートを開催し、年明けになるとまたツアーを開始した。

イ・ジェジン:すべての活動がまるで歯車のように噛み合って続く。何かをやっている時は、違うことを練習しながらそれをやり、それが終わるとまたその次が始まる。

―こんなに忙しく活動をしているにも関わらず、韓国では「最近、FTISLANDは何しているの?」と活動ぶりをよく知らない場合が多い。日本でシングル11枚にフルアルバムを3枚もリリースしたが、韓国では日本でのメジャーデビューシングルだった「Flower Rock」しか聞けなかったので、さらにそう思っているのかもしれない。

イ・ホンギ:日本と韓国でのスタイルを差別化するために、アルバムを別々にリリースしてきた。でも最近、所属事務所の代表と日本で発表した僕たちの自作曲の中でお気に入りの曲をまとめて韓国でリリースしたらどうかという話をしている。

チェ・ジョンフン:収録曲のチョイスはすでに終わった。

イ・ホンギ:じゃあ、あの時に選んだのがそうだったの?韓国語への歌詞の変換もすでに終わった。

―そういえば、香港コンサートで日本で発表した「シアワセオリー」「Black Chocolate」「FREEDOM」「Time To」などを韓国語バージョンで歌った。

イ・ホンギ:その日に初めて歌った。コンサートの前日まで韓国語バージョンに歌詞を変える作業をした。

ソン・スンヒョン:リハーサルの時に一度だけ練習し、その後すぐに本番で歌った。それで、イ・ホンギ兄さんを天才ボーカリストと呼んでいる(笑)

―メンバーたちが作った曲の中で一番愛着があったり、好きな曲を挙げると?

イ・ジェジン:僕は「COMPASS」。

イ・ホンギ:僕は作った曲がそんなに多くはないが、その全曲に愛着がある。初めて作った「オレンジ色の空」も好きだし、「Black Chocolate」も好きだ。

ソン・スンヒョン:チェ・ジョンフン兄さんが作曲した「LIFE」。コンサートのオープニングやエンディング曲としても良い曲だ。

チェ・ジョンフン:「告白します」が好きだ。ファンたちが好きな曲で、たくさん愛されたから(笑)

チェ・ミンファン:僕は「YUKI」だ。

“本物”のアーティストに成長したFTISLAND―些細な好奇心だが、日本で発表する自作曲の歌詞は先に韓国語で書いて後で日本語に翻訳するのか?

ソン・スンヒョン:まず、韓国語でテーマと内容を決めた後、それを日本語に少しずつ変えていく時もあるし、たまに時間がない時は先に韓国語で書いて日本の会社側と一緒に翻訳をしながら作る時もある。その場合、主にメールでのやり取りになるが、どんな風に翻訳され、内容が変わるのかという過程に僕が最初から最後まで参加して見守る。

イ・ホンギ:メンバーごとに歌詞の書き方が違うが、僕は日本語に翻訳してくれる作詞家と直接会って作業をする。日本で直接!それが一番早くて便利だ。

―日本語で曲を書けるということは、(日本語が)上手いんだね。

イ・ホンギ:(日本で)飢え死にしない程度はできる。

チェ・ミンファン:イ・ホンギ兄さんは上手な方だ。日本で結婚することも可能なくらいだ。恋愛じゃなくて結婚!(一同爆笑) 他のメンバーたちも下手ではない。友達と遊びながらたくさん学んだ。

イ・ホンギ:ONE OK ROCK、RADWIMPS、Alice Nineのようなバンドと親しく、若い男性俳優たちともよく遊んでいる。特にONE OK ROCKの場合は僕より年上の兄さんたちだが、友達のように仲が良い。音楽についてもたくさん話し合っているし、日本と韓国は音楽システムがかなり違うのでそれについても話す。

―システムがどう違うのか?

イ・ホンギ:日本では自分がやりたい音楽をやることができる。韓国とは音楽市場自体が違うからだ。ミュージシャンを見る視線も違うし。

―FTISLANDが日本で発表した曲の方が好きな1人として、その意味が分かるような気がする。

イ・ホンギ:僕たちも日本で発表した曲の方が好きだ。日本ではそのチームのカラーが一番鮮やかな曲を探すのに対し、韓国でのタイトル曲は無条件に大衆性が必要だ。実は昨年、韓国でリリースした4thフルアルバム「FIVE TREASURE BOX」のタイトル曲「いいね(I Wish)」の場合も、色んな事情と会社側の都合によりそれをタイトル曲にした。

―韓国で再びフルアルバムをリリースする時は、メンバーたちの自作曲がタイトル曲になれるのだろうか?

イ・ホンギ:僕たちが良い曲を書けばできるだろう。11月に韓国で発売予定であるミニアルバムのタイトル曲の候補曲が幾つかある。作曲家の兄さんたちの楽曲やこの前イ・ジェジンが書いた曲が候補として上がっているが、イ・ジェジンの自作曲が非常に良い。それで、その曲をタイトル曲にしようとしている。

チェ・ジョンフン:実は、どの曲がタイトル曲になるのかは重要ではない。アルバムに収録される曲が良ければそれでいい。

―しかし、ファンたちは好きな歌手のアルバムだから全曲聞くが、人々はタイトル曲一つでそのグループのイメージを判断し、全曲を聞かない場合が多い。(韓国で)FTISLANDの良い曲を知らないということを残念に思わないのか?

チェ・ジョンフン:それでも大丈夫だ。音楽ができること自体が幸せだ。

イ・ホンギ:最初は僕たちも「韓国でもっと成功したい」と思ったが、最近は「音楽ができること自体が幸せだ」という考えに変わった。今回のアリーナツアーで僕たちがやりたいようにやりながら感じたことだ。「本当の音楽をするというのは、こんな感じなんだ」と。

―日本と韓国でのポジションが違うと思うのか?

イ・ホンギ:バンドのカラー自体が違う。韓国ではほとんどの人たちが僕たちのことをバラード歌手のように思っているが、そうではない。僕たちはバンドだ。

イ・ジェジン:正直、韓国ではイ・ホンギ兄さんだけが一人でステージに立って歌えば済むような曲が多い。そうだろう?

―それなら、韓国でも全員が一緒にやる音楽を見せていくべきじゃないのか?

イ・ジェジン:その通りだ。だから、より一生懸命に頑張っている。バンドらしくも、人々の好みに合わせなければならないから。日本では上手くいっているし、もちろんこれからもっと成長しなければならないが、僕たちはそれでも韓国の歌手だから「僕たちがやっていることをすべて見せたい」という気持ちになり、一生懸命にやるようになる。

―メンバーたちは幼い頃からお互いのことを見てきたが、「自分たちが本当に大きくなった、成長した」と思う瞬間があるのか?

イ・ホンギ:僕たちは常に一緒だからよく分からないけど、周りから「実力がすごく増した」と言われると「ああ、そうなんだ」と思う。

チェ・ミンファン:日本で発売された僕たちの公演のDVDを昔のものから最近のものまで見たことがある。わずか1、2年前だったのに今と全然違うと思った。それを見るまでは分からなかったが、DVDを一つずつ見るたびに僕たちの成長が目に見えた。だから、今度発売されるアリーナツアーのDVDもとても楽しみにしている。

―ツアー映像の話で思い出したが、2011年に日本武道館でチェ・ミンファンが披露した「SATISFACTION」のドラム演奏が突然思い浮かんだ。ソロアングルだったが、汗でぐっしょり濡れた姿でスティックを変えながら演奏に熱中している姿が印象的だった。

イ・ホンギ:YouTubeで見たのか?元々はDVDにある映像だ。2枚組だけど、その中の1枚がカメラのフォーカスを1人のメンバーだけに当てた映像になっている。

チェ・ミンファン:実は、ステージで演奏する時には雑念が多い方だ。演奏は練習通りに出てくるものであり、「兄さんたちは何をしているんだろう」と思ってメンバーを見たりする(笑)

―雑念?(笑) どんなことを思いながら歌って演奏するのか?

イ・ホンギ:みんなチェ・ミンファンと似ていると考えればいい。僕はボーカルだからファンがよく聞いているのか、僕の歌が上手く伝わっているのかなどを気にするが、基本的にはいつもやっていることをステージでもやっているので、雑念があってもステージの完成度には影響しない。昔はステージで他のことを考える余裕がなかった。不安だから無条件に歌に集中しなければならなかった。でも、今は少し余裕を持てるようになり、ステージでメンバーたちがやっていることまで見通せる。「あら、誰々が今間違った」とか。

イ・ジェジン:「ステージの前にきれいな女性がいる。ビキニを着ている。力が出る」のような雑念も(笑)

一同:(爆笑)

“本物”のアーティストに成長したFTISLAND―日本で参加した「SUMMER SONIC 2013」の話も欠かせない。東京公演(8月10日)を見てきた友達が雰囲気が凄かったと言っていた。

イ・ホンギ:その公演は本当に最高だった。ちなみにその日、僕のパンツが破れた(笑) ジャンプをしたり、タオルを上に投げたり、興奮しながら僕たちならではの遊び方でそのステージを十分に楽しんだ。日本でFTISLANDは楽しいバンドか、もしくは感性的なバンドだ。だから、色んなステージが披露できる。まるで夏と冬が同時に存在するようなバンドだ。

―それでは、公演の時に重要に思う部分が特別にあるのか?

イ・ホンギ:コミュニケーションだ!僕たちのコンディションがあまり良くない時は、ファンたちを引っ張っていく力も確実に弱くなる。でも、時にはファンのおかげでテンションが再び上がる場合もある。そういう時に「あ、これがファンの力なんだ」と感じる。今回のコンサートは喉の状態が本当に良くなかったが、ファンたちを見て、ファンたちの歓声を聞いて、ファンたちが代わりに歌ってくれる歌声を聞くと、自分の声も何とか出てきた。

チェ・ミンファン:セットリストを作る時に、公演の起承転結を大事にする。全体的に楽しい公演を行うとしても、楽しいというのも一つの感情であるため、感情の流れを考えながらセットリストを作る。公演をたくさん行ってきたので、そんな部分にまで気を使うようになった。公演の雰囲気に合わせて曲の順番だけを決めるのではなく、「この次にこれをもってきたらどうなるのだろう?」ということまで考えながらやっている。

―公演のために、そんな細かい部分にまで気を遣っていたとは。

イ・ジェジン:公演を行う時、アーティストは一番有名な曲をセットリストに入れて、人々があまり知らない曲はやらない傾向が昔からある。でも最近、その考えが大きく変わった。公演向けの曲があることに気づいたためだ。公演で歌った方が良い曲、CDで聞いた方が良い曲がある。たとえ有名な曲であっても、もしそれがCD向けの曲なら公演であえて歌わなくてもいいということだ。公演のためにセットリストを作って編曲し、実際に公演をしてみると、曲の雰囲気がCDの時と明らかに異なる。つい最近その事実を知った。今回の公演は、会社から「君たちがやりたいようにやってみなさい」と言われ、本当にやりたいようにやってみたがすごく良かった。公演を引っ張っていく力や公演のスピードなど、すべてが今までの公演と違った。もちろん、僕たちのテンションも違ったし。

イ・ホンギ:オープニングから45分間、挨拶もせずに歌い続けた。ボーカルの僕は死ぬかと思った(笑) でも、それが面白い。心臓が裂けそうになっても、それがたまらなく面白いのだ。ファンも公演の序盤に疲れてしまう。それで、一緒に休み、また一緒に走り出す。僕たちがファンのことを友達と呼ぶのは、このように公演で一緒に呼吸するからだ。

―公演向けの曲とCD向けの曲が異なると言ったが、どの曲が公演向けにベストだと思うのか?

イ・ジェジン:「いいね(I Wish)」が一番良いと思う。

一同:(笑)

チェ・ミンファン:雰囲気はやはりその曲が最高だ。

イ・ホンギ:「いいね(I Wish)」が初めて出た時、ステージでどのように歌えばいいのだろうとたくさん悩んだ。肩を回す振り付けもミュージックビデオを撮影する時にどんな風にしたらいいのかと悩んだが、スタッフが似合うと言ってくれてどうにかやった。それなのに、それが放送で話題となり、多くの人に知られる有名な曲になった。それで、リフレイン(繰り返し部分)の時、僕がこの曲に合わせてジャンプすると、ファンもみんな一緒にジャンプしながら歌を歌うが、そろそろこれに代わる曲を作ろうと思っている(笑) 日本では「Flower Rock」「FREEDOM」「Time To」のような曲が公演で盛り上がる。

―音楽の話ばかりになってしまった(笑) 話を変えて、最近、恋愛をしているのか?恋愛に対して一番盛んな若い年齢だが?

イ・ジェジン:最近、気になる人がいない(笑) 実は、ここ3~4ヶ月間は恋愛する時間自体がなかった。ミュージカルとツアーの日程が重なり、一日に3~4時間ぐらいしか眠れなかった。朝から晩まで練習だけをやっていた!ミュージカルも終わったので、再び恋愛をしてみたい(笑)

イ・ホンギ:まあ、(彼女が)いる時もあるし、いない時もある。今はいない。

チェ・ミンファン:恋愛に興味があるからといって素敵な女性に出会えるわけでもないし、縁があれば出会えるだろう。

チェ・ジョンフン:僕は彼女がいてもいなくても、どっちでもいい。

一同:(爆笑)クールじゃん!

イ・ホンギ:僕たちは恋愛に関してクールな方だ。音楽をすることにおいて恋愛は重要だと思うから。“悪いこと”さえしなければ、心の通じ合う人がいるならご自由に!

―イ・ジェジンのミュージカルの話が出たが、この前「ハイスクール・ミュージカル」が終わった。

イ・ジェジン:今回、色んなことを学んだ。僕はバンドとして長く活動してきたし、メンバーたちと常に一緒にいたからチームが与えてくれる安心感のようなものが僕の中にあった。チームとして活動する時、メンバーたちは僕の姿をそのまま認めてくれるから、僕がどんな姿を見せても、「それは元々のイ・ジェジンのキャラクターだから」と受け入れてくれる。でも、それが違う場所では良くない姿に見えたり、認めてもらえない姿になることもある。例えば、前かがみに歩いたり、リズムに乗って歩いたりする姿は、僕がFTISLANDのメンバーとして楽器を持ってステージに上がる時は許される。だが、僕が作品の中でキャラクターを演じる時は、そんな僕の姿が正しくなくなる。学校の人気者で、バスケットボールが上手く、自信に満ちている主人公(「ハイ・スクール・ミュージカル」のトロイ・ボルトン)が、前かがみに歩く姿は似合わないじゃないか。そんなことを学べる機会だった。「僕はこんな姿であり、こうやってきたんだ」と改めて思うこともできた。もちろん、歌の面でもミュージカルを通じて色々学んだ。

―ソン・スンヒョンはミュージカル「三銃士」に出演したし、チェ・ミンファンもミュージカル「宮」に出演した。チームではなく、個人で活動しながら感じた点や特に記憶に残ったエピソードがあるのか?

ソン・スンヒョン:責任感をより強く感じた。、一人で活動するから頑張ろうというよりも、、一人での活動なのでより熱心に頑張った。僕はただのソン・スンヒョンではなく、FTISLANDのソン・スンヒョンだから。年上の人々にも礼儀正しく接しようと努力した。ご飯をご馳走したり、メインの俳優の方々や1人で何役も演じるアンサンブルの方々、スタッフの方々まで全員に気を遣った。ミュージカル「Jack the Ripper」に続いて「三銃士」でも共演したキム・ボプレ兄さんとは焼酎を飲もうと話したが、兄さんがとても忙しくてまだ飲んでいない(笑) 今回は先輩たちから多くの褒め言葉も聞くことができた。シン・ソンウ先輩は元々あまり人を褒めないが、舞台に立った僕の姿を見て「しっかり準備したね」と言ってくれた。「三銃士」のダルタニャン役は僕と似ている点が多く、自分のように演じれば良かったので幸運だったと思う。ふざけながらも、時には真剣なキャラクターだった。

チェ・ミンファン:僕は臆病な性格だ。ドラムを叩いているのでステージでも後ろの方にいて、観客たちと遠く離れている。また、ステージでは兄さんたちがリードしてくれるからこれまでは怖くなかった。でも、一人で活動する時、ステージの前に出ようと思うと、恐怖を感じた。それで、ミュージカルをする前はかなり悩んだが、結果的にはやって良かったと思う。ミュージカルの舞台に一人で立ち、臆病な性格もかなり直せた。

―たくさん受けてきた質問だと思うが、同じ所属事務所であるCNBULEと比べられることについてどう思うのか?

イ・ホンギ:仕方ないと思う。

チェ・ミンファン:僕たちも比べる時がある。「CNBLUEがこんなことをやっている」「僕たちもこれをやってみよう」「違うことをやってみよう」としながら、お互いに良い競争をしている。ただ、人々が僕たちに優劣をつけて比べるのは間違っている。「CNBULEはこうなのに、FTISLANDはそうなの?」のように。僕たちは一緒に音楽をする仲間である。

―チェ・ジョンフンがTwitterに2012年の最後の日に書いた書き込みを見た。「何となく頑張ったが、物足りないと思える2012年だった。2013年は物足りなくならないように頑張ろう」という書き込みだった。2013年ももうあまり残っていないが、今年はどんな年だったと思うのか?

チェ・ジョンフン:常に物足りなさを感じている。でも、今年はバンドとして感じたことが多く、ロックやライブについてもたくさん知るようになった。一段階上に上がれたような気がする。

イ・ホンギ:(メンバーたちに向かって)今年の最後の日は、本当に胸がいっぱいになりそうじゃない?やり遂げたことが多くて(笑)

―最後に、FTISLANDにとって音楽とは?

イ・ホンギ:半分。僕の半分は常に音楽が占めている。

ソン・スンヒョン:絶対離れないもの。どこに行っても音楽が聞こえてくるし、僕が演奏するのも音楽だ。だから、僕にぴったりくっついて離れない影のような存在だ。

チェ・ミンファン:音楽を趣味でやるのが夢だ。好きなことを仕事にすると、やりたくないことをやらなければならない時もあるから。音楽は仕事でもできるし、趣味でもできる、僕にとっては職業であり、遊びのようなものだ。

チェ・ジョンフン:僕にとって音楽とは、良いものであり、悪いものだ。ライブの準備や曲を書く時、本当に大変なことが多い。でも、いざ結果を見ると、嬉しくなる。

イ・ジェジン:音楽は僕の“すべて”だ!僕の人生は音楽で成り立っていると思う。今まで経験したハプニングもすべて音楽によって起こったものだ。音楽のおかげで愛するメンバーやファンたちにも出会えた(笑)

記者 : イ・ジョンファ、写真 : ク・ヘジョン、翻訳 : ナ・ウンジョン