「ディセンバー」JYJ ジュンス、またもやチケットを完売させた!…“チケットを確保しろ!”

「ディセンバー」JYJ ジュンス、またもやチケットを完売させた!…“チケットを確保しろ!”取材陣に向かって90度のお辞儀をするJYJのジュンスの姿に、世宗(セジョン)文化会館・芸術棟・総合練習室に集まった取材陣のフラッシュが絶え間なくたかれた。ジーンズに黒いセーター、カバンを背負って照れくさそうに練習室に入ってくるジュンスの姿からは、狂気の“シャツァルト”(XIA+モーツァルト)や危険な男“シャトート”(XIA+トート)の面影は見当たらない。合コンで女性参加者の全員から“アフター”(後日連絡がくること)をもらいそうな、純粋な大学生の姿といえば分かりやすいだろうか? 故キム・グァンソクの誕生50周年を記念する創作ミュージカル「ディセンバー:終わらない歌」(以下「ディセンバー」)で、ジュンスはパク・コニョンとともにジウク役に扮し、25歳のロマンチストな復学生から40代の中年までの歳月を演じる。

初恋は切ないが、片思いは苦しいものである。先月末に公開された練習現場は、恋に落ちたジウク(ジュンス)とそんなジウクに片思いをするヨイル(キム・スルギ)の出会いのシーンからスタートした。ジュンスが一目ぼれした女性イヨン(オ・ソヨン)の前でどうすればいいか分からずにはにかむシーンを披露した時、練習室のあちこちで女性たちの低い悲鳴が聞こえてきた。練習に臨んでいるジュンスの顔からは余裕が感じられた。

ジュンスのこのような余裕のある姿は、3年前までは想像もできなかったことである。2010年、ジュンスが「モーツァルト!」でミュージカルの舞台に初めて立った時、彼への視線はあまり好意的ではなかった。「アイドル出身がどこまでできるか見てみよう!」という疑いや警戒心に満ちた視線であった。たとえ3,000席規模の大劇場での公演でチケット完売という驚くべきチケット販売力を見せたとしても、競争が激しいミュージカルの舞台で生き残るためにジュンスはスター性を超える何を見せなければならなかった。それから4年。「天国の涙」「エリザベート」などに出演したジュンスは、韓国ミュージカル大賞で4年連続人気スター賞や男優主演賞を受賞し、チョ・スンウに次ぐミュージカル界のブルーチップ(優良株)として成長した。しかし、受賞成績やチケットの完売スピードよりも注目すべきことがある。それは、4年という時間で彼は自分への視線を“疑い”から“信頼”に変えたという点だ。アイドルという偏見により過小評価された歌唱力と隠された演技力を認められるために、熱心に努力した時間。その時間が積み重なって、ジュンスはミュージカル俳優という肩書きに相応しい俳優になった。かっこつけるスターではなく、誠実な努力派という評判も彼がミュージカル俳優としての地位を確立するのに大きく役立ったであろう。

そんなジュンスにとって「ディセンバー」はもう一つの試験台になるに間違いない。「ディセンバー」でジュンスが演じるジウクというキャラクターは、私たちの周りに多くいる平凡な人物である。キャラクターが独特であればあるほど演技がしやすくなることを考えると、ジウクは平凡でより難しい人物だ。キャラクター自体が強烈だった「モーツァルト!」や「エリザベート」に比べ、更に重みのある演技が要求された「天国の涙」でジュンスの演技が弱く見えたのもそのせいである。そのため「ディセンバー」はキャラクターではなく、完全にジュンス個人の演技力と魅力で勝負しなければならないプレッシャーが大きい作品だ。彼がこのようなプレッシャーを上手く乗り越えられるか気になると? 現場公開を見てきた立場で耳打ちすると、期待してもいいだろう。1990年代に戻ったジュンスが見たいのか? それなら、“クァンクル(光のようにクリック、もしくは狂ったような速さでクリック)”だけが正解だ! ご存知の通り、彼はチケット販売サイトをサーバーダウンさせる主犯なので、クリックの速さが勝負を決める。

「ディセンバー」JYJ ジュンス、またもやチケットを完売させた!…“チケットを確保しろ!”記者 : チョン・シウ、編集 : チョン・シウ、パク・スジョン、写真 : ペン・ヒョン、翻訳:ナ・ウンジョン