「2013エンターテイメントBIG15」⑤YGエンターテインメント-BIGBANG“ソロとグループ活動”の威力

今年、韓国を動かした芸能事務所はどこだろうか?2013年にマネジメント業界を支配した話題を考えてみると、まずは韓流コンテンツに対する持続的な需要が今年もK-POPを中心に歌手、俳優たちの海外進出を促進させた点が挙げられる。コンテンツ制作部門では高くなった視聴者と観客の眼目により、以前より多角化されたコンテンツを制作、企画する能力が大きな関心事として浮上した。中小規模の企画会社は安定的な収益構造を確保するために戦略的提携を結んだり、合併する事例が増えた。ここで、インターネットを通じた芸能人たちのプライベートの露出が多くなり、“危機管理能力”はますますマネジメント業界の最優先の徳目として浮上している。10アジアは2013年をまとめながら、今年を動かしたエンターテインメント15社を選定し、成果や長みと弱点、そして今後の進むべき方向を模索してみた。

「2013エンターテイメントBIG15」⑤YGエンターテインメント-BIGBANG“ソロとグループ活動”の威力今年の成果

2013年はYGエンターテインメント(以下YG)が一段階跳躍する一年だった。依然として歌謡界でSMエンターテインメントと1位の座を争っているYGは今年、特にミュージシャン一人ひとりの“パワー”を高めた。ワールドスターPSY(サイ)の国境を越えた人気は、今年も続いた。これと共に現在、韓国男性アイドルグループのトップを守っているBIGBANGは、ソロ活動を通じて音楽的な成長を成し遂げると同時に、大衆的な認知度を高める収穫を収めた。他にもガールズグループ2NE1が善戦し、サバイバル番組を通じて顔を知らせたWINNERは次世代アイドルグループとして認知度を高めた。

PSYの場合、「GENTLEMAN(ジェントルマン)」が「江南(カンナム)スタイル」の人気をつないだ。4月17日に公開された「GENTLEMAN」のミュージックビデオは、4日でYoutubeの再生回数1億回を突破する新記録を立て、2日間の音楽ストリーミング回数、放送回数、Youtube再生回数などにより、一気にビルボードシングルチャート12位にランクインする気炎を吐いた。「GENTLEMAN」はビルボードシングルチャート5位まで上り、公開55日でYoutube再生回数4億回を突破し、最多再生回数16位を記録した。13日午前には再生回数が6億31万4700件を突破し、今年全世界が一番多く見たYoutubeの動画となった。これで、PSYは2年連続で全世界Youtube再生回数1位を記録した。

「2013エンターテイメントBIG15」⑤YGエンターテインメント-BIGBANG“ソロとグループ活動”の威力YGが収めた今年最高の成果はBIGBANGのメンバーたちがそれぞれソロ活動を披露し、ソロアーティストとして頭角を現したことだ。V.Iを皮切りに、G-DRAGON、SOL、T.O.Pが順にソロアルバムと音楽を発表した。V.IはNndソロEPアルバム「Let’s Talk About Love」を通じて末っ子のイメージを抜け出し、男性ミュージシャンとしてのイメージを確保した。これとともに、上手な日本語実力をもとに日本のドラマやバラエティー番組に一人で出演するなど、日本で活発な活動を行っている。G-DRAGONの場合、2ndフルアルバム「COUP D’ETAT」をリリースし、最高の一年を過ごした。続いてT.O.Pは映画「同窓生」の出演とソロ曲「DOMM DADA」の発表を通じて俳優とラッパーとして善戦した。SOLは「RINGA LINGA」で強烈な音楽を披露した。

現在、BIGBANGは完全体として11月から来年1月まで埼玉西武ドームを皮切りに、大阪京セラドーム、福岡ヤフオクドーム、名古屋ドーム、東京ドーム、札幌ドームを回る日本6大ドームツアーを行っている。YG側によると、今回のドームツアーは約77万1000人の観客を動員する予定だという。2009年に日本に正式進出した以来、4年で成し遂げた快挙である。日本進出の当時、BIGBANGは現地で認知度が低かった。しかし、小規模のクラブ公演から始め、徐々に公演会場の規模を広げていき、今に至るようになった。

「2013エンターテイメントBIG15」⑤YGエンターテインメント-BIGBANG“ソロとグループ活動”の威力今年のスター

今年、YGで一番頭角を現したスターはG-DRAGONだ。今年1年間、韓国と海外でG-DRAGONの活躍はすごかった。ソロワールドツアーが大成功し、ソロアルバムで自分だけの音楽を披露するなど、BIGBANGではないソロミュージシャンとしての存在感を固めた。韓国では2ndフルアルバム「COUP D’ETAT」で、アルバム販売数とチャートを通じて表れる“人気”とアイドルミュージシャンを代表するという“象徴性”の二兎を手に入れ、アイドルのトップとなった。

韓国歌手では初めてビルボードアルバムチャート200に2回連続進入したG-DRAGONは、Missy Elliott(ミッシー・エリオット)と一緒に歌った「NILIRIA」がアメリカの音楽専門マガジン「COMPLEX」が選定した「The 50 Best Songs of 2013」に選ばれた。これと共に初のソロワールドツアー「G-DRAGON 2013 1st WORLD TOUR : ONE OF A KIND」を通じて57万人の観客を動員する気炎を吐いた。もはやアイドル界の第1人者として位置づけらている。

2014年の計画

来年にYGで一番注目を集めているのは、やはりPSYとBIGBANGの新しいアルバムである。PSYは現在、ニューアルバムを作業しているという。また、BIGBANGは今年、メンバーたちがソロ活動を行いながらそれぞれキャリアを積み上げたため、グループとしての次期作に対する期待が最高に高まっている状態だ。他にもSOLのソロフルアルバムが公開される予定だ。なお、WINNERがサバイバル番組のスターというイメージを抜け出し、アイドルグループとしてどれほど頭角を現せるだろうかにも注目が集まっている。

記者:クォン・ソクジョン、写真:10アジアDB、写真提供:YGエンターテインメント、翻訳:ナ・ウンジョン