少女時代マニア「Mr.Mr.」MV解説:パフォーマンス・ビジュアル編 - Vol.4

少女時代マニア「Mr.Mr.」MV解説:パフォーマンス・ビジュアル編 - Vol.4

写真=少女時代「Mr.Mr.」MV画面

少女時代の「Mr.Mr.」のミュージックビデオがようやく公開された。少女時代のファンたちはこの日を本当に待ちわびていた。

2月11日に少女時代のカムバック予告写真が公開された当初、ミュージックビデオは2月19日に公開される予定だった。しかし、ミュージックビデオのデータ損失という史上初の事態が起こり、「Mr.Mr.」のミュージックビデオの公開日程は迷宮入りとなった。実は「Mr.Mr.」の予告写真は昨年12月22日に開催された少女時代の単独コンサート「Marchen Fantasy」ですでに公開されていたため、ミュージックビデオの公開はその日からであると69日が経過しており、ファンたちはさらに待ち遠しく感じていたであろう。「Mr.Mr.」のようにパワフルなダンス曲は音楽を聞くだけでは何か物足りない感じがする。また、2月24日に「Mr.Mr.」の音源が発表された後、音楽に対して意見が分かれたことで、ミュージックビデオへの好奇心がさらに高まった。もどかしい思いが強まるファンたちに対し少女時代は日常の短い映像を見せて慰めた後、ついに2月28日少女時代「Mr.Mr.」のミュージックビデオが公開された。69日という長い間、少女時代を待っていた“マニア”は「Mr.Mr.」のミュージックビデオをどのように見たのだろうか。「少女時代マニア」シリーズの第3弾である今回はソウルにある大学に通っているEさんに「Mr.Mr.」のミュージックビデオの解説集をお願いした。解説集の第2部ではパフォーマンスとビジュアル、それから今後の活躍への期待を盛り込んだ。

少女時代マニア「Mr.Mr.」MV解説:パフォーマンス・ビジュアル編 - Vol.4パフォーマンス

短いシーンでも表れる少女時代の気合い

「Mr.Mr.」のミュージックビデオでは、昨年秋の「YouTube Rewind:What Does 2013 Say?」の映像で何度も登場した少女時代の“腕時計ダンス”がベールを脱いだ。しかし、正直に言って、今回「Mr.Mr.」のミュージックビデオに登場する少女時代のダンスパフォーマンスを見るととてもじれったい気分になる。ミュージックビデオでパフォーマンスを見せることにだけ集中したわけではなく、ストーリー、パフォーマンス、少女時代のビジュアルという3つの要素に重点を置いたため、サビとダンスタイムの部分でのパフォーマンスが短く感じられる。また、少女時代はガールズグループであるがカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス)を見事に踊るグループであるため、「Mr.Mr.」の音源が公開された時に多くの人が少女時代のパフォーマンスを期待していた。そのためパフォーマンスの分量がこれほどに少ないのは残念である。

しかし、ミュージックビデオでは短い登場であるが、1節目のサビとダンスタイムで少女時代が見せてくれる群舞は非常に気合いが込められている。1節目のサビで登場する少女時代のパフォーマンスは身長が高いユナがセンターに立ち、左側には少女時代の代表モデルであるスヨン、右側には少女時代のダンスの代名詞ヒョヨンが立ってダンスをリードする。この部分は画面がモノトーンであるにも関わらず、少女時代だけの魔性が表現されている。単独コンサート「Marchen Fantasy」で予告映像がサプライズ公開された後、少女時代のメンバーたちは茶目っ気を見せながら「退屈で撮ってみました」と話したが、やはりただ撮った映像ではなかった。コンサートの予告映像に登場した少女時代の自由な雰囲気が駐車場のシーンでそのまま使われている。

少女時代のダンスの代名詞であるヒョヨンがセンターに立ってリードするダンスタイムの群舞は、ボーイズグループ以上の高いクオリティを誇る。ファンの間では「優秀な少女時代、10組のボーイズグループにも負けない」という言葉がある。少女時代は今回もボーイズグループに負けないほど見事なカル群舞を完成させた。しかし、死んでいく男性を生き返らせる少女時代のキャラクターの演技により、パフォーマンスが長く見られないのは少し残念である。もう少しファンの期待に応えてくれてもよかったと思う。だが、それにより少女時代のファンたちは3月6日にMnet「M COUNTDOWN」で初公開となる少女時代の全体的なパフォーマンスを指折り数えながら待つ理由ができた。ミュージックビデオにまったく登場しない歌の前半のパフォーマンスやサビとダンスタイムで少女時代が披露するカル群舞に非常に高い期待が集まっている。あ、早く見たい気持ちでいっぱいだ。

少女時代マニア「Mr.Mr.」MV解説:パフォーマンス・ビジュアル編 - Vol.4ビジュアル

女性らしい魅力と中性的な魅力が輝く

少女時代のルックスは今回のミュージックビデオでも輝いた。少し残念な部分もあるミュージックビデオだが、少女時代の美しいビジュアルによりその残念さまでも満たしてくれる感じがする。2節目の「傷で割れたガラスの欠けらも星に変えるあなたMr.Mr.」と歌う時にワンショットで映るティファニーの切ない眼差しは、彼女が「Mr.Mr.」の歌詞とミュージックビデオのストーリーに没入しているという証拠である。ティファニーの魅力溢れるウインクはおまけだ。

少女時代の今回のアルバムポスターで堂々とセンターに立っているヒョヨンも、「Mr.Mr.」で“チャドニョ”(冷たい都会の女)”のイメージを見事に表現した。曲の開始から55秒で、ファンたちはユリのきれいな鼻のラインと横顔を鑑賞できる。2分11秒で登場するサニーのソフトな微笑みと2分17秒で登場するヒョヨンの“チャドニョ”な姿も、とても短いシーンではあるがファンなら絶対に見逃してはいけないポイントである。1分20秒でアップにされて登場する“聴診器を持ったユリ”も必ずチェックすべきポイントだ。

ジェシカは非常に女性らしいルックスを持つメンバーだが、ミュージックビデオで少女時代が披露したマニッシュルックをとてもかっこよく着こなしている。まるで一緒に残業したいキャリアウーマンのようとでも言おうか。また、「あなたは知らないふりをして目を閉じるYou bad bad bad boy、you so bad」と歌う時に目を伏せるジェシカはとても魅惑的だ。ダンスタイムの時におかっぱのヘアスタイルで登場するティファニーは、デビュー曲「また巡り逢えた世界」や「GENIE」など以前同じようなスタイルを見せた時よりもはるかに成熟し、魅惑的だ。

また、1節目のサビのダンスパフォーマンスのシーンで、少女時代はスポーティーながらもフリーなスタイルをアピールするが、これは少女時代が単に可愛いグループではなく、女性的な魅力と中性的な魅力を同時に表現できるグループということをよく見せてくれる。ダンスタイムの時、少女時代はマニッシュルックを披露しベルトをつけているが、ベルトは女性がそこまで好まないアイテムの一つだ。しかし、少女時代の輝くビジュアルはそんなベルトまでもかっこよく見えるようにする奇妙な魔力を持つ。

今後の期待

「YouTube Music Award」の「今年のミュージックビデオ賞」今年も受賞可能だろうか?

今まで少女時代はYouTubeで常に独歩的な再生数を記録してきた。2011年10月19日午前0時に公開された「The Boys」のミュージックビデオは110時間で1000万回の再生数を記録し、2013年1月1日午後5時に公開された「I GOT A BOY」のミュージックビデオは従来の記録よりもはるかに短縮された55時間で1000万回の再生数を記録した。その結果、「I GOT A BOY」のミュージックビデオは「2013 YouTube Music Award」で「今年のミュージックビデオ賞」を受賞し、2014年2月28日の時点で8600万回の再生数を記録している。「Mr.Mr.」のミュージックビデオの公開が遅れ、少女時代の韓国のファンはもちろん、海外のファンまでも今回も“グローバル”な少女時代の新たな歴史を作ってみせると意気込んでいる状態だ。今回はたった1日で1000万回の再生数を記録しようというプロジェクトが、少女時代の海外のファンの間で話題となっている。現在、Facebookでも「Mr.Mr.」のミュージックビデオの“いいね”のクリック数が爆発的に増えている。ミュージックビデオが公開されてから14時間が過ぎた3月1日午後12時の時点で“いいね”は15万個を突破した。

この1年間、少女時代の波及力はまたどれほど大きくなったのだろうか?果たして少女時代は今回「Mr.Mr.」のミュージックビデオを通じて、再びYouTubeで新しい歴史を作ることができるだろうか?ミュージックビデオだけでなく、彼女たちの音楽やパフォーマンス、スタイルも今までのように大きな話題を生むと予想される。少女時代の限界は一体どこまでなのだろうか?そもそも彼女たちに限界というものが存在しているのだろうか?数年間、孤独にトップの座を守りながらも、他のアイドルが簡単に近づくことができないほどさらに高いところに上り続けている少女時代の善戦を祈る。

EさんのP.S.

今回はぜひ振り付けの練習映像を公開してください。少女時代のファンは練習映像を期待しています。

記者 : まとめ : パク・スジョン、翻訳 : ナ・ウンジョン