【ステージ拡大鏡】100%「心臓が跳ねる」編

【ステージ拡大鏡】100%「心臓が跳ねる」編一つのステージが作られるまでには多くのプロセスが必要である。非常に小さなアクセサリー一つでも、細かい意見調整のプロセスを経て誕生する。特に見る音楽の花であるアイドルグループは、決まったコンセプトに合わせて歌やパフォーマンス、ファッションを有機的に結合させ、生き生きとしたステージを作り出す。そのため、アイドルのコンセプトを多様な視点から細かく調べるのも、ステージを楽しむ一つの方法である。10asiaは探偵のような鋭い目でアイドルのステージを徹底分析する。2番目のターゲットはフランケンシュタインに変身した「心臓が跳ねる」を歌う実力派アイドルグループ100%だ。

歌:3人3色のボーカルの魅力+感性ラッパー2人の相乗効果

【ステージ拡大鏡】100%「心臓が跳ねる」編最近、韓国の音楽業界では、ヴァンパイアやゾンビなどファンタジー要素を活用したストーリーテリングのコンセプトが流行っている。中でも100%はフランケンシュタインに変身し、強烈なコンセプトを披露している。100%が強調し差別化した戦略は、まさに歌である。タイトル曲「心臓が跳ねる」は売れっ子作曲家Super Changddaiが野心的に準備した曲で、愛する女性を忘れられずに苦しむ男性の気持ちを叙情的なメロディーと強烈なビートに盛り込んだ楽曲だ。

ベースは強烈だが、歌う際には悲しい感情を十分に表現しなければならない。チャンヨンが歌う感情の込められた導入部から曲全体に悲しい雰囲気が漂う。チャンヨンとチャンボムのラップは悲しみをさらに大きくする。3人のボーカルの歌声を確実に聞ける部分は、1節と2節の前半で2人が一緒に繰り広げるアンサンブルだ。1節ではロクヒョンとヒョクジン、2節ではジョンファンとヒョクジンがそれぞれ低音パートと高音パートを担当し、美しいハーモニーを聞かせる。高低音が明確に対比されるパートであるため、歌声がはっきりと区別できる。その後、3人が一斉に歌うクライマックスでは、メンバーの歌唱力が情緒的なメロディーの「心臓が跳ねる」を爆発させる効果を生み出す。生歌の実力も言うまでもない。

パフォーマンス:起承転結がはっきりしている有機的なドラマ

【ステージ拡大鏡】100%「心臓が跳ねる」編

100%の「心臓が跳ねる」は正面フルショットで見てこそ真価が分かる

【ステージ拡大鏡】100%「心臓が跳ねる」編

チャンヨンの指揮に従って体を動かすオーケストラの団員たち

「心臓が跳ねる」のステージはメンバーが一人でも抜ければ完成できないほどの有機的なパフォーマンスを誇る。導入部のチャンヨンからロクヒョンにつながるドミノのような動き、ロクヒョンを筆頭にしたしっぽ取りゲームのように流れる動線、「心臓が跳ねる」というタイトルと歌詞にぴったりな心臓拍動ダンス、腰を曲げて首を大きく回し、再び生き返るように見せる転生ダンスまで、様々な振り付けで視線を引いている。特にこのような動作はフランケンシュタインや愛する女性のせいで苦しむ「心臓が跳ねる」のコンセプトから考案されたものであり、ステージをより豊かに見せる効果が加わっている。100%は先月17日に披露したカムバックステージで「心臓が跳ねる」のパフォーマンスを“起承転結”と表現した。チャンボムは「彷徨う姿が“起”、心臓の拍動で愛する気持ちを表現することが“承”、一度死んだ心が愛する気持ちを取り戻して生き返る様子を表現したダンスが“転”、恨みを晴らすようにオーケストラを演奏するのが“結”だ」と説明した。

ビジュアル:フランケンシュタインでスタイリング

【ステージ拡大鏡】100%「心臓が跳ねる」編フランケンシュタインはメアリー・シェリーの小説「フランケンシュタイン」に登場する怪物を意味する。本来は怪物を作った人物の名前だったが、映画やミュージカルとして脚色される過程で怪物の名前に変わった。人間によって作り出された生命体という包括的な意味を持っている。100%もこのようなフランケンシュタインのコンセプトを男らしさを強調するヴィジュアルとして作り出した。特に衣装は各メンバーごとにポイントとなるアクセサリーを着用し、フランケンシュタインといえば思い浮かぶ額に刺された釘とナイフの傷跡を連想させる。メイクも同じだ。アンダーラインを太く描いて、黒い涙を流しているような効果を与えた。さらに黒いスーツ姿は不気味な怪物フランケンシュタインの姿ではなく、100%によって生まれ変わった男らしいフランケンシュタインの姿を誇る。

記者 : パク・スジョン、編集 : チェ・イェジンインターン、写真 : TOPメディア提供、KBS 2TV「ミュージックバンク」キャプチャー