VIXX、トップの座でもう一歩を踏み出す

VIXX、トップの座でもう一歩を踏み出すVIXXこれ以上の説明は必要ないと思う。最近、2ndミニアルバムのタイトル曲「Error」をリリースしたVIXXは、地上波とケーブルチャンネルの音楽番組で1位を5回も獲得した。これまで自分たちのコンセプチュアルな姿を絶えずに変奏して発展してきた6人の男は、もうトップクラスのアイドルに仲間入りした。それでも、依然として心残りがあって、実力不足で、実現したいことが多いと言う彼らは、自分自身に高い点数をつけない。その代わり、長い間自分たちを応援して共に頑張ってきたファンには気軽に満点をつけて、感謝の気持ちを伝える。トップに立ってからさらに一歩を進んでも、内面にしっかりとした芯を持ったVIXXはきっと長い間頼もしい姿を見せてくれるだろう。今からが再びスタートで、その“一歩”を踏み出したと話す彼らは、トップに立ってまた違うところに上がる準備をしている。

―「Error」でMBC MUSIC「SHOW CHAMPION」で1位を獲得した時、エンが「VIXXを分かってもらえなかった時や、VIXXを認めてくれなかった時もあったが、こうして1位を獲得できるようにしてくれたスターライト(VIXXのファンクラブ) がとても誇らしく、今のこの瞬間を一緒に味わえてとても幸せです」と述べた感想が非常に感動的だった。1位を獲得したら、こんな話をしようと事前に考えていたのか?

エン:そうではない。「どの人のことを話そうか?」 とは事前に考えるが、その状況になった時に自然に話した方が話に真心を込められるだろうと思って、「どんな話をしようか?」に関しては事前に考えない。後からその映像を見たが、慌てず話したいことを上手く話せたと思った。実は以前、話したかったことをちゃんと話せなかったことがある。

―それはいつなのか?

一同:「人気歌謡」の時だ。

ラビ:「奇跡」の活動の時で、MCだったZE:Aのグァンヒ兄さんから「ラビさん、感想を話してください」と言われて、泣いている途中に急いで話した。

エン:今回は普段考えていた通りに上手く話せたと思う。実は、泣かないためにかなり努力するが、それが上手くできない。

―今回のSBS「人気歌謡」ではメンバーたちの本名まで言及しながら、非常に落ち着いて上手く話していた。

エン:メンバーのことを本当に話したかったから、(涙を) こらえながら話した。メンバーもみんな同じ気持ちだと思うが、本当に感激した。

―他のメンバーたちはその時にどんなことを話したかったのか?

ホンビン:僕たちは1位候補になったら、ステージに上がる前に「万が一、1位になったら、誰のことを話す? 代表のことから先に話した方がいいかな?」と一緒に話し合うから大丈夫だ。

ラビ:もしエン兄さんが事前に話したことを話せなかった場合、僕たちが話す。

ホンビン:だから僕たちはいつも隣でマイクを持っている(笑)

―今年初めに行ったインタビューで「2014年 VIXXの仮想シナリオ」を教えてほしいと言った時、「より多くの大衆に愛されると思う。トリプルクラウン(3つの地上波歌番組で1位を獲得すること) もきっと実現できるだろうし、今年は様々な分野で多くのメンバーが頭角を現すと思う」と話した。今見たら、あの時話したことがある程度はすべて叶っている。メンバーたちが考えるVIXXの2014年を一つの単語でまとめてみよう。

ケン:えーと、“幸福”という単語が似合うと思う。時間がどのように流れたのかも分からないほど、メンバーたちと忙しく過ごしたが、すべてのことが意味深くて良かった。本当に幸せだった。

ホンビン:僕は“進歩”したとよく考える。今年に入ってアルバム活動をしばらく休んだ期間があったが、その期間中に色んなことを準備することができた。コンサートを開催してたくさん成長した一年で、1位という成績を収めて様々な感情を感じてたくさんのことを経験した。成長しながらも、リードしているような感じを受けた。

ヒョギ:VIXXは昨年や一昨年よりも2014年に多くの人に認められたと思う。メンバーたちがそれぞれミュージカルやドラマ、バラエティ番組に出演して、ラビ兄さんの場合は作詞作曲をして色んな曲を披露した。単独コンサートやファンミーティングも初めて行った。すべての活動とステージを通じてVIXXという存在をたくさん見せたと思う。一言で言えば“発展”かな?

エン:25年の人生の中で最も“感動”的な一年だった。コンサートやファンミーティングを行った時、1位を獲得した時、アルバムをリリースした時、そしてメンバーと一緒にいる時など、すべての瞬間がそうだった。特に今回のアルバムの活動期間中はメンバーたちがお互いにたくさん力になってくれた。

ラビ:“可能性”だと思う。僕はメンバー全員がより大きな影響力を発揮できる潜在的な力を持っていると考えていて、今年はその“可能性”をより多く見れた一年だったと思う。今回の活動を通じて、より素敵な姿、今後さらに上にいるVIXXの姿がもう少し具体的に見えた。それを実現できると思う。

レオ:僕は“一歩”だと思う。事実、今からがスタートだと考えている。今もう一歩を踏み出した。まだ、やらなければならないことも、実現すべきことも多くてとてもワクワクする。

―2014年のVIXXに点数をつけたら?

ケン:僕は100点満点に65点。

エン:点数をつけるのはとても難しい。

ホンビン:僕は70点だ。これからもっと発展できるように30点は空けておかなければならないと思う。

ラビ:僕たちは欲張りでやりたいことが多いから、高い点数は出ないと思う。僕も70点ぐらいだ。とても感謝する一年ではあるが、これからがもっと楽しみだ。

ホンビン:僕たちは70点、ファンたちは100点だ。ハハ。

ラビ:スターライトは100点!

ケン:そうそう~

―VIXXというグループから抜け出してそれぞれ違う分野で活動したが、どうだった? グループで活動する時と違う部分があった?

ケン:共演者の方たちがメンバーと違って長い間見てきた人じゃないから少しぎこちない部分もあったが、たくさんのことを学んでいる。「下宿24番地」でのキャラクターが僕と正反対で最初は大変だったが、今は撮影現場にいる先輩や監督が僕をたくさん助けてくれてキャラクターについて早く理解できるようになった。とても楽しくやっている。

エン:僕はVIXXでは最年長だが、ドラマでは一番末っ子だった。VIXXでは弟たちの面倒を見ながら色んな話をする立場だが、ドラマでは年配の人も多くて大半が先輩だから普段より顔色をうかがったり難しい部分があった。でも、それだけにたくさん助けてもらった。
―誰が一番面倒を見てくれたのか?

エン:もちろん、パク・チョルミン兄さんだ。1位を獲得した時もおめでとうと言ってくれたほど、愛情を持って見守ってくれる。イ・ドンウク兄さんも最初は無愛想に見えたが、「ノア(劇中のエンのキャラクターの名前)~、ノア~」と呼びながら、面倒を見てくれた。ドラマが終わった後も連絡を取り合っている。

レオ:ミュージカルという新しいジャンルに挑戦してたくさんのことを学んだ。BEAST先輩(BEASTのメンバーであるヤン・ヨソプはレオと一緒にミュージカル「フルハウス」でイ・ヨンジェ役でキャスティングされた) はデビュー6年目だから色んなことを経験しているし、音楽的な部分でも僕たちとカラーが違うから学ぶ点が多かった。

―個別活動で変化を図った部分もあるが、VIXXというグループ自体を考えてみても、「奇跡」からコンセプチュアルな姿の中でさらなる変化を試みたように見える。例えば、VIXXはまるで自分のカラーが確実な新人デザイナーのようだ。それで、「奇跡」の前までは見た目は素敵だが、簡単に消費できない芸術的な性向の“オートクチュール(haute couture、高級注文服)”を作ったが、「奇跡」の後からは独特なコンセプトは維持するものの、大衆が直接きれいに着ることはできない“プレタポルテ(pret-a-porter、高級既製服)”を作って、より多くの人の身近に近付けたと言える。

レオ:(頷く)

ホンビン:オー!

―そんな意味で、VIXXが警戒して乗り越えなければならない競争者はVIXX自身だと思うが、この部分についてはどう思う?

エン:正しい意見だ。僕たちも「誰がライバルだろう? ○○を乗り越えよう」とは考えない。僕たちが一番最初に悩んだのは「多くの人が僕たちの音楽を分かってくれない。僕たちを知らない」だった。そして、「傷つく準備ができてる」以来は「コンセプトはいいが、マニアック過ぎるかな?」と思った。それで、VIXXのカラーをそのまま維持する代わりに、音楽をより大衆的に作ってその課題を解決している。でも、その次にまた乗り越えなければならない山がある。だから、今おっしゃった通りだ。VIXX自身とたくさん戦ってきたし、VIXX自身を乗り越えようとたくさん努力している。いつも以前のVIXXと今のVIXXが競争しているような気がする。

―負担感は感じていないのか?

エン:負担が全くないと言ったら嘘だろう。ただ、負担よりも期待がより大きい。VIXXの次が常に楽しみだ。

―今回の「Error」では1位を5回も獲得した。「Error」を初めて聞いた時、どうだった?

ラビ:型破りなパフォーマンスを披露するにも、人々が聞くにも良い曲だという点で、僕たちの課題に相応しい曲だと思った。それで、メンバー全員が楽しく作業した。僕は(作業のせいで) 少し敏感になったが、それでも全般的には楽しかった(笑)

ヒョギ:初めて聞いた時、「こんな曲なら、より多くの人が僕たちの歌を聞いてくれるだろう」と思った。以前は外国人の作曲家や外部から曲をもらうことが多かったが、今回の曲は会社の作曲家であるファン・セジュン代表が直接作ったからか、まるでオーダーメードしたようにメンバー一人ひとりに合わせて作られたような気がする。

―でも、ヒョギとホンビンは「Error」でパートが他のメンバーに比べて少ない方だ。それが残念ではなかったのか?

ヒョギ:熱心に努力した結果をお見せして認められたいという欲は確かにある。でも、何よりもVIXXというチーム自体が一番重要だ。僕たち6人で一緒に歌わなければならない曲だから、そんな部分に関しては十分受け入れて理解している。

ホンビン:様々な考えを重ねて出した結果だから、そんなに大きな心残りや失望はない。メンバーたちでより良い感じを出して曲を生かせたら、それでいいと思う。

―ホンビンは良いボーカリストになるのが目標だと話したことがある。良いボーカリストの基準は何だと思う?

ホンビン:良いボーカリストは自分が持った感情を相手に上手く伝えるボーカルだと思う。例えば、悲しみについて話したいと思って悲しみを歌った時、それを聞いた人が一緒に悲しみを感じるようなボーカルが本当にいいボーカルだと思う。それでも、まずは基本に充実しなければならない。歌が上手くないと、感情を伝えようとしても「僕はこんなに悲しい!」と叫ぶことにしかならないからだ。自分の感情をうまく伝えられるように、しっかりとした基本的な実力を備えなければならないと思う。

―「Error」についてもう少し話してみよう。「Error」は以前のタイトル曲とは違って、少し長く感じる14秒ぐらいの序奏が流れた後、レオが歌を歌い始める。

レオ:最初はその14秒が長くないかなと思ったが、いざステージの上に立ったら長いというよりも感情をコントロールするのにぴったりと合う時間だと感じた。僕たちは様々なコンセプトを披露してきたから、以前見せたことのあるジェスチャーや眼差し、姿が出ないようにたくさん練習する。それで、いつも鏡を見ながら熱心に練習したが、今回はその14秒という時間にもう一度そのことを考えて歌を始めるようになる。

ラビ:今回は変化を与えようとした。従来のVIXXの音楽構成はいつも似たような形式だった。例えば、ブリッジに僕がラップしたり、イントロに僕がナレーションっぽいラップをするなど、全般的な構成が似ていた。それで、その形式を破ろうと努力した。まず、イントロに僕のラップは出ない。その代わり、2節に僕のラップが出て、ホンビンはボーカルも担当しながら低音のメロディーがあるラップも歌った。そして、曲の一番最初に僕たちの中の表現で“卵”というフォーメーションになるが、実はそれが完成する前はもともとサイボーグとして表現する振り付けがあった。それで、2つのうち、1つを選ばなければならなかった。“卵”のフォーメーションの場合、ある意味、長い間じっとしていなければならず、現代舞踊のようにも見えて、メンバーたちが絡んでいる姿はこれまで見たことのない絵でもあって少し不思議だった。人々がそれを見たら「この次は何が出るだろう?」と集中できると思って、その前の細かい振り付けを外してその形を選んだ。

―今回のアルバムで一番好きな歌は?

ホンビン:愛着がある曲はラビが作詞作曲した「What U Waiting For」だ。ラビが作曲する時から「わ、この曲いい! 僕にちょうだい! 僕が歌いたい!」と話した。僕が好きなスタイルの曲だから、レコーディングする時もすごく欲張って歌った。

エン:僕も「What U Waiting For」だ。ラビの自作曲がアルバムに入ったら、僕たちは僕たちの音楽をするというプライドが生じる。今回はラビが直接その曲のプロデュースを担当したが、以前より一段階成長した姿を見せてくれて胸がいっぱいだった。

ラビ:「What U Waiting For」はメンバーたちのことを考えながら作った曲だ。「What U Waiting For」、つまり「君は何を待っているのか?」という文章自体が気に入って以前から曲にしようと考えていたが、VIXXの音楽にするには叙情的な歌詞が必要だと思って女性に愛を求める男性の姿を描く歌詞にした。サウンドは荒いが、歌詞は叙情的に書いて少しの意外さを狙った。

―作詞作曲する時はどんなタイプなのか? 集中して一気に作るのか、それとも時間がある時に少しずつ作るのか?

ラビ:作業できる時にやるタイプだ。

エン:いつも作業している。

ラビ:僕がすべき作業だと考えているし、好きな作業でもあるから、気分転換したい日ではない限り、できるだけ作業しようとする。そして、一旦始めたら、短い時間で終わらせることができない。思い浮かぶ歌詞を書いておくケース以外は、ほとんど時間を作って作業している。

―共同作詞家として参加する場合はどう?

ラビ:ラップ以外の共同作業は毎回違うが、取り合えず、全体的な形は作詞家が決めて僕がそれになるべく合わせる。ラップは100%自分で作る。実は、僕たちに曲を渡される時、ラップ部分は作詞家が最初から空けておく。

―「青春が痛い」の場合はどう?

ラビ:会社の作曲家のお兄さんの曲だが、君がやりたいようにしろと言われた。ハハ。

エン:信じて任せてくれる。

ホンビン:そうやって信じて任せながらも、ラビに5つのバージョンを書いて来いと言う。ハハ。

―5つのバージョンとは?

ホンビン:雰囲気を変えて色んなバージョンを作るということだ。試行錯誤を何度も繰り返しながらも様々なバージョンの歌詞が出るというのは、それだけ色んなことを見て、色んなことを考えるということだから、ラビは本当にすごいと思う。

ラビ:最初から一つしか作れないと言うべきだった。きっとそうすべきだったと思う。ハハ。「Error」の時は10このバージョンを作ったが、結局、最初のバージョンが選ばれた。でも、後に作ったバージョンがより良い時もある。「傷つく準備ができてる」の場合、5番目か、3番目のバージョンが選ばれた。もし1つしか作らなかったら、その歌詞に出会うことはできなかった。それで、色んなバージョンを作り続けている(笑)

―レオも作曲を続けていると聞いた。実はVIXXを全く知らなかった知人が7月に行ったコンサートを見て、ラビが作った「Memory」とレオの自作曲「冷たい夜に」が好きだと話した。次の日、その2曲を音楽配信サイトで探してみたが、音源としてはリリースされていなくてとても残念だったとまで話していた。

レオ:頑張って作り続けている。そして、今の話はとても嬉しい。僕が歌手になったのは、誰かの歌を聞いて僕が感動を受けたように、僕も人に感動を与えたいと思ったからだ。だから、そんな話を聞くと、幸せになる。より良い歌、より大きな感動を与える歌を作りたい。

―そのコンサートでステージを終えたVIXXに向かって、ファンたちは「アンコール」ではなく、「愛している」と叫んだ。可愛い応援方法だと思ったが、これを機にファンの自慢をしてみよう。

ラビ:「僕の彼女が最高だ」という心理があるように、僕たちのファンは僕が見るにはいつも最高だ。そして、関係者や会社のスタッフからもファンに関していつも良い話を聞くからか、とても誇らしい。例えば、音楽番組にファンが来た時、関係者から「君らのファンはすごく静かだ。秩序をきちんと守る」と言われると、力が出る。“VIXXのファン”という名前で収録現場に入ってきたファンが良い姿を見せてくれるから、関係者が僕たちを温かい視線で見てくれる。そんな些細なことも、またその他にも、僕たちがファンと暗黙的に決めているルールなどをよく守ってくれる。そのうち一つを話すと、音楽番組の収録が終わると、僕たちはその日来てくれたファンにいつも感謝の挨拶がしたくなる。でも、最近ファンになった人は僕たちが車の窓を開けたら近づいてくるから、事故が起こる危険があって残念ながらも挨拶ができない場合がある。そんな時、前からのファンが秩序を整えてくれる。スターライトだけの文化ができたようですごく嬉しい。誇らしい。

エン:そんなことがあって車の窓を閉めた後は、車の中でラビが「(悲しい口調で) どうしてそうしたの~どうして~」と言う(笑) ファンは車の中の状況をよく知らないだろうが、窓を閉めてからメンバーたちは本当に残念がる。

―実は数日前、VIXXの記事を書こうと思って、個人Twitterを通じてファンに「スターライトが考えるVIXXの魅力」について聞いたことがある。「送ってくれる方が少ないと、記事は書けません」とは言ったが……(笑)

ホンビン:え、脅しです! ハハハ。

―その日、142人のファンからメールが届いた。ワードファイルで丁寧に書いて送ってくれたのを見て、VIXXを本当に愛していると感じた。それと同時に印象的だったのは、メンバーたちの厚い友情と、それに関するリーダーの役割が大きいという話が最も多かったということだ。自分たちが見るVIXXの姿は全体ではなく、ある一部かもしれないのに、それでもみんなが「そうだ」と確信していた。どうしてファンがこんなに考えていると思う?

ラビ:僕たちは見たままだからだ。

ホンビン:うん!

ラビ:僕たちは本当にその通りだ。僕たちはこれまでに出演したバラエティ番組や「VIXX TV」を通じて僕たちの姿やメンバーたちの性格をそのまま見せている。それが本当のコミュニケーションだと思っている。だから、そう感じるのは当然だと思う。例えば、僕たちが誰かに誤解されたり、あるメンバーに良くないことが起こったら、僕たちはそのこと自体には残念に思うかもしれないが、そんな人ではないということをメンバー全員が知っているから、また僕たちはありのままの姿で行動する人だから、結局その誤解は解けるだろうと信じる。そして、リーダーの役割は言うまでもなく、もちろん見事に果たしている。

エン:あ、本当に感謝する。

―6月に放送されたMnet「4つのショー」で、「アイドルはファンダム(特定ファンの集まり) がすべてだろう?」という質問に、エンが「アイドルはファンダムがすべてだ。でも、そのファンダムは大衆でもあって、アイドルが音楽をできる原動力にもなる。そしてあなたも誰かのファンだろう? きっと何かのファンだと思う」と答えた。エンは何の、誰のファンなのか?

エン:僕はVIXXのファンで、僕たちのファンのファンでもある。僕たちのファンの名前はスターライトじゃないか。だから、僕たちのスターなのが当たり前だ。幼い頃はBoA先輩のファンで、今はBEAST先輩を見ながら「BEAST先輩、大好きです」と話す。僕は好きなものがいつもたくさんある。それで、その時も質問を聞いてすぐに「今この質問をする作家さんも誰かのファンですよね?」と聞いた。そしたら、作家さんも「うん。そうだよ」と答えた(笑) それで、「皆は何かのファンだと思う」と話した。僕もVIXXのファンで、ファンのファンで、多くのもののファンだ。これは新鮮な質問のような気がする。

―「ファンを愛しく見るケン」という動く写真が最近オンラインコミュニティにたくさん掲載された。ファンサイン会だったと思うが、関係者には少し無愛想な表情だったケンが、ファンを見て目がハートに変わる姿だった。ひょっとしたら、見たことがある?

ケン:話は聞いたが、まだ見てない。その時、関係者に何かを頼んだが、無いと言われて「あ、そうですか? 分かりました」と言って前を見た時、ラビとファンが面白い話をしていて、自分も知らないうちに笑いが出た。

―最近、メンバーたちがスターライトに書いた手書きの手紙を見たが、メンバーの性格によって様々な形だった。そのうち、ヒョギだけが自分が書いた文章に取り消し線を引いたり、単語を挿入して手紙を完成した。

ヒョギ:僕が考えた時、このぐらいの修正はあまり関係ないだろうと思った。へへ。

ホンビン:ファンがくれた手紙にも時々そんなものがあるから(笑)

ヒョギ:あまり目立たないから大丈夫だろうと思った。

ホンビン:(ヒョギが) 本心を書いたが、少し恥ずかしくなって消した!

エン:書き終わってからヒョギが書いた手紙を見たが、正直な感じを受けた。むしろ、ヒョギの手紙の方が真心を上手く伝えられると思った。

ホンビン:僕は1回で書かなければならなくて修正することもできなかった。

―ホンビンは黒い紙にクレパスで書いて、読むのが大変だった。

ホンビン:ハハ。幼稚園の時、虹色の7色のクレパスで紙を全部塗った後、爪楊枝のようなもので掻いて絵を表現したのが良い思い出として残っていて、それを選んだ。でも、「手書きの手紙」という最初の文字を書いた瞬間、「あっ、見えない!」と焦った。ハハハ。「あ……大変だ」と思ってしばらく悩んでから書いたが、やっぱり見えなかった……ハハ。

―でも、最後まで読んだ。

ホンビン:よかった。1回で書くのは本当に大変だった。

―アルバムをリリースするたびにファンからの人気も高まっている。こんな時、“自分”は変わらなくても、周りからの待遇や接し方が変わると、ややもするとその変化の渦に巻き込まれる可能性もある。自分の中心を保つためにどうすれば良いのか考えたことはあるのか?

ホンビン:深く考えたことはないが、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざがある。それに、そのようなことを経験できない僕が、自分をモニタリングした時に満足できなかったのに、周りから良くできたと褒められても、有頂天にはならないと思う。僕自身が満足できないのにそのような態度は取れない。

ラビ:メンバーの気質を見ると、有頂天にならない性格だ。それに周りの人といつも良い関係を維持しているので、そんなことは起きないだろう。新人の時に「もし、君たちが上手くいくと、周りから悪く評価する人はだんだん減るだろう」と聞いたことがある。でも、周り人と良い関係を持っているので、厳しくモニタリングしてくれる人が多い。それにそのような部分についてそれぞれよく分かっているし、メンバー同士でも正直に話してくれるので、ホンビンが話したように有頂天になって「僕が一番で、僕が最高なのに、こんな待遇はあり得ない」というような考え方はこれからも絶対ないだろう。僕たちが“不動のトップ”になったとしても、仕事をしている環境、システム、メンバーたちが持っている性格からして、そうはならないだろう。

ヒョギ:誰だとはっきりは言えないけど、先輩たちから影響を受けると思う。僕たちが普段、好きで尊敬している先輩を見ていると、カッコよくて完璧だけど、その上、人柄も素晴らしい。そのような先輩の道を自然に誠実についていく後輩になると思う

エン:変わるのは当たり前だと思う。「SUPER HERO」の時のVIXXと「Error」で活動している時のVIXXの姿は大いに違うと思う。だけど、そのような変化がどんな変化なのかが重要だと思う。「SUPER HERO」の時の僕たちは意見を出せない状況だった。ただ先に経験した人たちの話を聞いて、試行錯誤を経験しなければならなかったが、今はそれぞれの音楽のカラーも知っているし、それぞれ何をすればいいのかも知っているので、そのようなことが言える発言権を得ることができた。このような良い変化はこれからもあるけど、先ほど話したように有頂天になるVIXXはいないだろう。

―「変化はあるが、僕たちは変わらない」とレオがよく口にする言葉もある。

エン:その通りだ。常に変化しているが、変わらない僕たち。レオが話した通りだ。

―変化といえば、何もなかった宿舎にあれこれ荷物がたくさん増えた。テレビとビデオゲームがあると聞いた。

ラビ:ビデオゲームは僕が持ってきたものだ。ハハ

エン:必需品はすべて揃っているが、皆、練習時間が長い。その中で僕が宿舎でテレビを長く見ている方だ。

ラビ:エン兄さんが時々「コメディビッグリーグ」を見る以外は何もない。時々、面白い海外サッカーの試合がある時、わざわざ見るというより偶然見る。宿舎では寝るだけだ。

エン:活動をしない時も宿舎にいる時間があまりない。

ラビ:今でも明るい時に宿舎にいると違和感がある。明るい宿舎、日差しが入る宿舎に慣れない。

ホンビン:朝、目を覚ますとすぐに出かけている。疲れたら休んでもいいのに、休んでも練習室で休めは、少しでも長く練習できるので練習室に行く。それほど見るわけではないが、練習室にもテレビがあるので、テレビを見る時も練習室に行っている。

―そんなにたくさん練習しているから、ここまで成長できたんだね。

ラビ:まだやりたいことがたくさんある。

ホンビン:その通りだ。もっと練習しなければならない。まだまだ足りない。

―2014年度もあと2ヶ月(2月の旧正月まで) しか残っていないが、その間に叶えたい現実的な目標はあるのか?

ラビ:まずは「Error」活動で良い姿をお見せして、2ヶ月の間、VIXXというグループの名前をより多くの方の記憶の中に鮮やかに刻みたい。そして、年末だから1年を締めくくる授賞式や公演が多い。そのような場所でVIXXだけのカラーを見せ、僕たちのことを広く知らせたい。もし賞をいただけるのなら、それも嬉しいと思う。

ケン:個人的には「下宿24番地」をうまく締めくくり、バラエティに出演するメンバーたちに年末特集番組に出演してほしい。

―VIXXの中でバラエティメンバーといえば誰なのか?

ホンビン:ヒョギかな?

ケン:一応僕と……誰がいるんだろ? 一応僕かな。へへ。

ホンビン:何それ? ハハ。

―今日出演した MBC FM4Uのラジオ番組「正午の希望曲 キム・シニョンです」でもほとんどの質問でケンは自分を選んだ。

ホンビン:素晴らしい自己アピールだった(笑)

エン:ケンがバラエティの感覚があって本当に上手い。

ホンビン:そうだ! 早く(ケン兄さんが) バラエティを披露できる土台を作ってほしい。

―確かにケンが前よりずっと堂々としていて自信に満ちている。

ケン:そうだ、そうだ(笑)

エン:(ケンは) シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)を始めてから変わった。それにケンが台本を常に持ち歩きながら一生懸命練習している。そんな姿に驚いたし、新たなケンの姿だった。「ケンも変わったんだな」と思った。

ラビ:ケン兄さんは新しい環境に弱いので、同化されやすい人だ。今は自分を見せる自信も湧いてきたようだ。以前は自分が持っている魅力を見せられなかったとすれば、最近始めたバラエティやラジオ、インタビューを見ると、初めて見る方々の前でも堂々としていた。今後もこのような機会がたくさんあれば、良い結果が出ると思う。

ケン:はい! 呼んでくだされば、頑張ります。

―他のメンバーたちの目標は? そうだ、1位を獲得したら済州島に行きたいと言っていたのはどうなったのか?

ホンビン:つい最近済州島に行ってきた。公演があったので旅行はできなかった。風に当たることもできなかった。ハハ。

エン:僕は2ヶ月以内に旅行に行ってみたい。あまりにも現実的でない希望かな? でも1日か2日くらいはメンバーと一緒でも良いし、一人でもいいから、何も考えずに行ってぐっすり休みたい。

ケン:兄さん。行けます! そうでしょう?

ラビ:お正月には休めるでしょう。忙しかったら仕方がないけど。ハハ。

ケン:一生懸命頑張ったら、いつか!(笑)

―2015年度の計画について聞きたい。

ラビ:VIXXとして、個人として計画が似ていると思うが、2015年といえば、VIXXの1年となることを誰もが認識するようにしたい。しばしば“最もホットなアイドルVIXX”と言ってくれるが、まだまだ未熟だと思うので、先ほど話したようにメンバーがそれぞれ自分が持っている才能をそれ以上に発揮して、多方面で頭角を現してほしい。個人的には曲を一生懸命作って、来年にはタイトル曲にしてみたい。曲が良くなければならない。

エン:VIXXとしての2015年の目標はまだ決めてない。2014年の目標が「トレンドになろう」だったが、それを成し遂げたというにはまだまだ未熟だと思う……本来僕たちは目標を達成すると、すぐ次の目標を一緒に決める方だが、まだ2014年の目標が残っているので、VIXXとしての目標はメンバーたちとたくさん話し合わなければならない。個人的にはドラマの主演を務めたい。今度「やってきた!ファミリー」に出演することになった。主演ではないけど、いい機会だと思っているし、たくさん学びたい。来年には一度でも主演を務めてキャラクターも見せて、演技力も見せる、そのようなチャンスが来てほしい。もちろん僕次第だけど。

レオ:歌も一生懸命練習して、曲も一生懸命作っている。チャンスが来て、ミュージカルに挑戦するのもいいけど……個人としてもVIXXとしてもただ僕たち皆が幸せになってほしい。それが目標だ。

ケン:VIXXとしての目標は新たなコンセプトでカッコいいステージを見せることと、個人的には 万能エンターテイナーになりたい。常にハイテンションで!(笑) また演技もしてみたいし、バラエティ番組にも出演したいし、歌も歌いたい。そして、ユニット活動もしてみたい。意欲が高い。

ホンビン:でも、以前より少し減ったよ。ソロもやってみたい言ってたし。ハハ。

ケン:ソロ活動は……ソロはお金をたくさん稼いで、後で自分のお金でやります! 皆に迷惑かけないために(笑)

―ホンビンとヒョギは?

ホンビン:つい最近たてた目標だけど、スクリーンで自分の演技を披露してみたい。そのような僕の姿を見た人々から「狂ってる」と言われたい。その言葉を聞くのが僕の目標だ。

ラビ:僕が言ってあげるよ!

ホンビン:え? ダメだよ。ハハ。もう叶えたのかも!“狂ってる”と言ったのは、劇中の人物に対する没入度のことかな? 役に没頭している俳優を見ると「わ、本当に狂ってる」という言葉が自然に出てくる。2015年には一つの役に集中してその人物になってみたい。

ケン:(嵐のような風の音を真似しながら) クオオオオオ、嵐の演技力!

ホンビン:嵐だって。ハハハ。

―好きな俳優は?

ホンビン:毎回変わる。パク・ヘイル先輩が好きだったけど、「新しき世界」を見て、ファン・ジョンミン先輩が好きになった。最近は、「私の愛、私の花嫁」に出演したチョ・ジョンソク先輩の楽しい演技を見て好きになった。俳優の先輩すべてが僕のメンター(良き指導者) だ。

ヒョギ:VIXXとしてより多くの方から認められたいし、多くの方から愛されるカッコいいグループになりたい。個人的にはVIXXというグループが認められたら、ステージや別の機会を通じて僕らしい音楽をお見せしたい。そして、それ以外の様々な方面で活動してみたい。

―ホンビンとヒョギは今年同じ大学に(2人は東亜放送芸術大学に在学している) に通うことになったのでは?

ホンビン:面白いことがたくさんある。バスを乗って通学するのが楽しくて、所属事務所にお願いして、バスで通っている。ヒョギより授業が早く終わってバスを待っていると、大学の後輩や同期が僕にサインをもらいに来る。その時「ヒョギはどこにいますか?」と聞かれると、僕が「ヒョギは一時間後に終わるので、ここで待ってればサインもらえますよ~」と教えてあげる。ハハハ「ヒョギにも絶対サインもらってくださいね」といたずらをすると、後でヒョギから連絡が来る。「もう、兄さん~、兄さんがサインもらいなさいと言ったんでしょう」(笑) こんな楽しさもあるし、学生食堂で食べるランチも美味しいし楽しい。それにお互い授業が終わるまで待ってあげることも楽しい。すべてが楽しい。

ヒョギ:専攻も違うし、学年も違うので一緒に授業を受けたことはない。僕はK-POP科だから歌、ダンスに関して色んなことを学んでいる。この前、ボーカルに関する授業を受けたけど、本当に楽しかった。学校で学び何かを得ること自体が僕の人生に大きく役立っている。

―最近はよく聞かないが、いつも名前の前につく修飾語があった。“絵”ホンビン、“キュートなメインボーカル”ケン。でもVIXXが成長した分、修飾語も変えなければならないのでは?

ラビ:僕変えました!「こんにちは、ラップを担当している22歳のラッパーラビです」こう紹介すると、驚く方もいるけど、そのような反応を引き出すために言い続けている。まだ、僕は思ったより若い(笑)

ホンビン:2015年度には“CRAZY”と言われ、“CRAZY”ホンビンにしようかな? ハハ。目標を達成し、それをタイトルのようなものとして付けようかな。こんなことを考えたことが何度かある。今まで、自分の意欲を満足させるものがなくて、ただ「ホンビンです」と紹介しているが、今度、面白いことが起きて、不思議な経験をしたら、恐らくそれが僕のタイトルになるのでは?

エン:僕は、リーダーエンが一番良い。

ラビ:(レオを眺めながら) あるはずがない……(笑) ケン兄さんは“キュートなメインボーカル”で十分だ。

ケン:“マントテ”?

ホンビン:万能エンターテイナー、ハハハ。

ラビ:キュートなメインボーカルがもっと可愛い。初めてケン兄さんを見ると、キュートでいたずらいっぱいだが、自己紹介をする時“メインボーカル”と言うと、「え、メインボーカルですか?」と聞かれる。そんな時に歌をお願いする人もいるけど、兄さんはうまいから、今のままのタイトルで十分だ。

ホンビン:嬉しい!

―最後に自分に聞かせたい一言をお願いしたい。

ケン:レオ兄さんの言葉通り、変化はあるけど、変わらないVIXXのケンになるように努力したい。そして怠けずに一生懸命頑張りながらメンバーたちと団結してファイトすること。愛してる~!

エン:ハギョン(エンの本名)、何もかもうまく行くぞ。

ホンビン:ホンビン、自分のことは自分が一番よく知っているから、頑張れ!(笑)

ヒョギ:ヒョギ、両親や家族に頻繁に連絡しなさい

一同:(頷く)

ヒョギ:皆どうしてこんなに共感してるの? ハハ、照れくさくても周りの知人と家族に愛情表現しよう。

ラビ:そうだよ、電話しなさい。必ず。

ホンビン:携帯電話の連絡帳にある僕たちの名前から先に変えろ。

ラビ:ラビ、君が考えている、そして描いている未来がすべて叶うよ。ファイト!

レオ:テグン(レオの本名)、いつもすまないと思っている……もっと幸せになろう。僕は自分を追い詰める方だった。僕にとって一番大切なのは僕ではなかった。これからは、自分を一番大切にして、少し余裕を持とう。

記者 : イ・ジョンファ、写真 : ク・ヘジョン、翻訳 : ナ・ウンジョン、チェ・ユンジョン