Outsider、第2の音楽人生の幕開け「傲慢さを捨て、自信を持って現実の偏見に立ち向かいたい」

Outsider、第2の音楽人生の幕開け「傲慢さを捨て、自信を持って現実の偏見に立ち向かいたい」Outsiderが4年4ヶ月ぶりに4thアルバムで帰ってきた。これまで多くの紆余曲折があった。MC Sniperとの訴訟、「SHOW ME THE MONEY 2」の出演、結婚など、様々なことを経験しながらOutsiderは20代から30代になった。4thフルアルバムは、Outsiderが経験した試練の中で生き残るために生まれた音楽だった。久しぶりにぎっしり詰まった音楽を聞かせてくれたOutsiderは、意義深い感想を伝えた。

「人生で一番重要なことを経験していた時、正直人生がとても混乱していました。変化を自然に受け入れる準備が足りなかったようです。その混乱の中でもがきながら色んな大変な状況と向き合い、それが僕の人生を断絶させました。その断絶をどうやって克服すれば良いのかもがきながら作った音楽、そのような僕の人生の記録なので、これまで出したアルバムの中で一番愛着があります。第2の音楽人生を始めた感じがします」

今回のアルバムは、1枚のアルバムを異なる意味を持つ二つのテーマに分けた。アルバムのタイトルである「傲慢と偏見」で「傲慢」を構成する8つのトラックと「偏見」を構成する7つのトラックに分けた。2枚のCDに構成されているOutsiderだけの考えがそのまま詰め込まれている「傲慢と偏見」が完成した。Outsiderは「ジェーン・オースティンの小説『傲慢と偏見』が好きだったので、今の僕の状況と照らし合わせてみた。社会あるいは集団が持つ偏見やその視線である人が評価され、それが事実なのか、真実なのかも確認されない状況で見た目だけで人を判断する現実、その現実を変えてみたかった」と自身の考えを伝えた。続いて、「Outsiderというミュージシャンが現在の人々の目に映る外見、そして一連の状況を沈黙で答えるしかなかった僕の内面の話をこれからしようと思う」と「傲慢と偏見」をアルバムのタイトルに決めた理由を説明した。

「傲慢」にはOutsider自らが反省するという意味が盛り込まれている。Outsiderは「音楽人生16年目に入った僕は傲慢ではなかったのか、その傲慢が断絶の時間を作ったのではないのかを反省する単語だ。傲慢を英語でPrideと訳すことを初めて知った。僕たちが“自信感”として知っていた単語が“傲慢”という意味を持っていた。単語一つがこんなに微妙に異なる意味を持っているのに、人の行動と外見は、どれだけ大きな偏見を持たせるのだろうと深く悩んだ」と話した。傲慢さを捨て、自信を持って現実の偏見に立ち向かいたいという意志が盛り込まれている。「偏見」にはラッパーとしてのアイデンティティと、依然としてより多くの人と疎通したいと渇望している大衆歌手としての人生が盛り込まれたテーマだ。逆説的な調和を成している。「傲慢」にはOutsiderの心の傷と恥部、そして率直な話が、「偏見」には先輩後輩アーティストとコラボした曲が主に盛り込まれている。

タイトル曲は「風のそばで」だ。歌手イ・ウンミがフィーチャリングした。Outsiderは「傷ついた僕に聞かせたい曲を作りたいと思った。自分のための曲だ。尊敬する最高のアーティストイ・ウンミ先輩に手紙を書いて僕の気持ちを伝えた。幸い、先輩が僕の音楽を気に入ってくださり、僕の状況を理解してくださり一緒に歌えるチャンスを得ることができた。光栄だった。共に作業しながら先輩の考え方や人生を生きる方法を少し垣間見ることができた。今後、より遠い道を歩まなければならない僕に人生の指針になってくれた大切な時間だった」とコラボの感想を聞かせてくれた。Outsiderとイ・ウンミの縁はこれで終わりではない。Outsiderはイ・ウンミの2015年の全国ツアー「胸が躍る」にサプライズゲストとして登場し、イ・ウンミとコラボステージを披露する予定だ。

「風のそばで」のミュージックビデオには俳優チョン・ギョンホが出演した。チョン・ギョンホは12時間以上も続いた水中撮影にもかかわらず、疲れた表情を見せることなく熱演したという。Outsiderは「ミュージックビデオは2年前に撮影したが、様々な事情で今になって公開することになった。実は他の曲で撮影したミュージックビデオだったが、そのテーマを生かして『風のそばで』のミュージックビデオとして後半作業を経て完成させた。チョン・ギョンホさんが苦労して撮影したミュージックビデオがこの世に公開されることになって本当に嬉しい。ほっとしている。2年前の初々しい俳優チョン・ギョンホを見ることができる」とミュージクビデオに秘められた秘密を公開しながら笑った。

「時間が最高の薬」という言葉があるが、Outsiderにとって時間が毒になった時もあった。Outsiderは「これ以上この時間が長くなると創作をして、歌う僕の人生が危うくなると思った時もあった。今だから話せることだが、本当に最悪な時間だった」と本音を打ち明けてくれた。心の傷と正面に向き合った後に発表した音楽でトラウマを克服することができた。心の傷を治癒し始めたOutsiderは、ポジティブな人に変わっていた。

「僕の傷をありのままに見せ、向き合おうと決心して作ったアルバムです。そして、『20』というトラックがその中心となる曲だ。(「SHOW ME THE MONEY 2」の最後の競演ステージで20万ウォン(約2万1981円)をもらって脱落したエピソードを題材にして作った曲)自ら痛みと傷を隠さず表に出し、それを記録しながら再び音楽がしたいという大きな力を得た。そして、そんな僕に大きな力になってくれた先輩、後輩アーティストとの作業があったので可能なことだったと思う。イ・ウンミ、イ・スヨン、ファヨビ、ナビ、Urban Zakapaのチョ・ヒョナなど、名前を聞くだけでも心がときめく、歌声を聞くだけでもときめく彼らとの作業はとても幸せだった。世界的な速射砲ラッパーであるトゥイスタ(Twista)との作業も僕が再び立ち上がる最も大きな原動力になってくれた。本来はニューヨークに行って彼と作業を行う計画だったが、スケジュールが合わず今回は会うことができなかった。でも、今年ニューヨークで会うことにした!また面白いことが起こると思う」

MC Sniperとの訴訟も、最近ドラマチックに合意した。イ・ヒョンド、Rhymerなど周りのアーティストが仲裁のために努力してくれた。Outsiderは「訴訟を起こしたことで2年間、良い音楽と活動をお見せできなかったこと、もう一度謝罪します。これからは各自の方法で作っていく音楽と人生に集中しようと思います」と伝えた。

Outsiderは「絶えず揺れながらも少しずつ前進する人として記憶されたい」と今後の覚悟について明らかにした。彼は4thフルアルバムで記憶のかけらを再び一つずつ集めている。そして、今年の活発な活動を予告した。

「紆余曲折の中でも変わることなく、自分が達成しようとすることを一つずつ記録して残したいです。もう一度歌詞を書き、ラップを歌うことができて嬉しい。そんな僕の音楽を多くの人が関心を持って聞いてくれることに感謝しながら毎日を生きています。今年は世間の視線を気にせず、できるだけたくさんの活動を行い、ライブステージを中心に人々と疎通していくつもりです。また、全国ツアーも準備しています。Tymeeや2TAK、Kuan、Curiousなど、僕の会社のアーティスト活動も活発に準備しているので、たくさん期待してください。今年は音楽的な活動とともに、音楽を通じて今までお見せできなかった僕の姿を違う形でも伝える一年になると思います。4月中には僕の生涯初の散文集が出版され、小説も準備しています。テレビ出演や活動を休みながら着実に行ってきたトークコンサート『痛いショー』の2ndシーズンも始める予定であり、全国を回りながら皆さんと疎通する計画です」

Outsiderにとって1位という数字は重要ではなかった。Outsiderは4年4ヶ月の苦しかった時間を後にして、本物の創作者としての人生を再び生き始めた。今後、人々は再び彼の本音を音楽やラップを通じて聞くことができるだろう。

「不器用で未熟だからこそ、その価値を発揮できる率直な音楽と創作活動をしていきたいです。これからチャートで1位を獲得することや目に見える数字には惑わされず、自分だけの方法で自分の話を歌うラッパー、創作者としての人生を生きたいです。初めてアルバムを出したあの時のようにいつまでも情熱的に歌いたいです。これまで話せなかったことを今年は隠さず率直に歌いたいです」

記者 : パク・スジョン、翻訳 : チェ・ユンジョン、写真 : ASSAコミュニケーション