「品位のある彼女」キム・ヒソン“もし私の夫が浮気をしていたなら…”

写真=ヒンジエンターテインメント

「年をとったから演技が上手いという言葉は聞きたくありません。年齢が私の演技力を引き立てる訳じゃないから。自分で成長できる俳優になりたいです」

韓国で先月放送が終了した、JTBC金・土ドラマ「品位のある彼女」(脚本:ペク・ミギョン、演出:キム・ユンチョル) に出演したキム・ヒソンがこのように話した。ドラマの中でキム・ヒソンは江南の財閥家の次男の嫁として、その美貌と財力、知性まで完璧に備えたウ・アジン役を演じた。

「実際結婚して、子供も産んだけど、誰かの母親役をやるというのはすごく悩みました。自分を捨てないといけないからです。でもたくさんの方々が好感を持ってくださったのは、私の年齢に合う役を演じたからだと思います。私がもっと魅力的な姿で母親を表現したらいいんじゃないかと思って演じましたが、反応がよくてよかったです」

2015年ドラマ「ラブリー・アラン」以降、約3年ぶりに復帰した彼女は「品位のある彼女」で、もう一度その人気を立証した。最終回はJTBC歴代ドラマ最高視聴率12.065%(全国有料放送家庭基準) を記録し、有終の美を飾った。キム・ヒソンの活躍はここで止まらなかった。各種バラエティ番組に出演したと思えば、最高視聴率はもちろん、ポータルサイト検索ワードでは欠かせない存在だ。それこそ第2の全盛期を迎えた。

「『島銃士』(バラエティ番組) をスタートした時は実際すごく心配でした。お酒の話をたくさんしたので、『品位のある彼女』に影響がないか心配で。幸い視聴者の方々がバラエティ番組の私と作品での私を分離して見てくださいました。その部分がとても有難かったです。それから義理の母がとても気に入ってくださって。周りから私の話をたくさん聞くと言いながら、いつも私に応援のメールを送ってくださって、じーんとしました」

写真=ヒンジエンターテインメント

キム・ヒソンとドラマの中のウ・アジンは一致する部分がとても多かった。妻であり、母、嫁だった。人物の性格と環境は違えど、共感する部分も多々あった。キム・ヒソンが考える実際のシンクロ率はどの程度か?

「実はウ・アジンの性格とはだいぶ違います。ウ・アジンはいつも落ち着いていて、賢明に対処しますよね。私は感情に振り回されるタイプなので。もし私の夫が浮気をしていたなら、私はウ・アジンのように賢明に対処出来なかったと思います。でも義理の両親と仲がいいのは似ていると思います。たくさんのお嫁さんたちが嫉妬する位、本当に仲がよいんです。演技しながら感じたのは、私がウ・アジンになることはできないけど、学ぶ点が本当に多いキャラクターのようです」

1990年代最高の美女として名をはせたキム・ヒソンの美貌は変わっていなかった。火のような性格は意外な魅力だ。何を言ってもよどみない。昔も正直な所が魅力だったキム・ヒソンはまるで近所のお姉さんのようなさっぱりした魅力を見せた。これはバラエティでも際立っていた。

「わざとらしいのはあまり好きじゃありません。隠せないし。私が放送でお酒があまり飲めないと言ったのに、外でお酒を飲んでいたらそれは嘘ですよね? そうだとしたらどれだけ見せかけだけの人物になりますか? 恐らく昔から神秘主義を選んでいたら、今の私はなかったと思います。当時は単刀直入に話す俳優がいなかったので、むしろ私を気に入ってくださったのもあると思います。ハハ」

16歳でデビューしたキム・ヒソンもいつの間にかデビュー25年目だ。40代に突入したが、いまだに愛らしくて魅力的だ。これからがもっと期待されるが、今後の計画は?

「当分は他のことは考えずにただ今を楽しみたいです。よい話もたくさん聞いて、コメントは何度見ても飽きません。今はこの気分をもっと楽しんでもいいですよね? ハハ」

 記者 : 記者:パク・スルギ、翻訳:浅野わかな