LADIES’ CODE ソジョン、初のソロアルバムを発売「自分だけの色を持った歌手が夢」

写真=10asia

「私はずっと歌手として生きていきたいです」 2013年、LADIES’ CODEとしてデビューし、今年で5周年を迎えたソジョンの願いだ。チームでもパワーあふれる声で注目された彼女は、2016年にJTBC音楽バラエティ番組「ガールスピリット」に出演し、たくさんの人々にその実力を認められた。 そんな中、彼女は初のソロアルバムを発表した。冬から春に移り変わる季節の変化を2曲に込めており、収録曲「Crystal Clear」では冬の空虚な雰囲気にソジョンの静かな声が目立つ。タイトル曲「Stay Here」は爽やかな春の気運が感じられる曲で、ソジョンの落ち着いた穏やかな声色が特徴だ。 ソジョンは今回のアルバムで新たな姿を見せたいと言った。彼女は「歌で心を通わせ、人々と疎通したいです。誰ともかぶらない、私だけの色を持つ歌手になりたいです」と話した。

――ソロアルバムはいつから準備していましたか?  ソジョン:レコーディングは2017年の11月からスタートしました。コンセプトなどや具体的な発売の時期を決めたのは今年の1月からでした。今回のアルバムに収録された2曲の雰囲気は全く異なります。それぞれ冬の終わりと春の始まりを曲に込めています。ミュージックビデオも「Crystal Clear」は冬に凍っているような雰囲気で撮影し「Stay Here」は春の雰囲気が漂わせています。 ――「Stay Here」のミュージックビデオは清楚で神秘的な雰囲気です。演技が難しくはありませんでしたか?  ソジョン:楽ではありませんでした(笑)。撮影する前には樹木園の映像も検索して見たり“悪い女”や“強いイメージ”をなるべく無くそうとしました。ファンタジーな感じを出したかったので、力を抜いて目を閉じたりとリラックスした姿で撮影に望みました。でも、やはり最初はぎこちなかったです。カメラの前に立つと職業柄的にも何かしたくなるけど、今回のミュージックビデオは感情を顔で表現するような演技だけをするものだったので(笑)。撮影を初めてから2時間位経つと少しは自然になりましたね。 ――歌い方も変わりましたよね?  ソジョン:「Crystal Clear」を先にレコーディングしたのですが、たまたまその日がすごく寒い日で、歌を歌いながらも寒さに震えていました。曲の雰囲気を生かすために、より冷たい雰囲気を出そうと努力しました。その反面「Stay Here」は楽に歌いました。歌詞を詩を読み上げるかのように、力を抜いた声で歌いました。本来は、体をたくさん使いながら歌う方ですが、今回はじっと座って歌いました。 ――ソロ活動に対するプレッシャーはありませんでしたか?  ソジョン:曲をどのように表現すべきかを悩みました。単純なバラードジャンルやダンス曲ではない上に、4分間ステージを一人で埋めなければならないということにプレッシャーがありました。どんな表情や感情を伝えれば良いか、たくさん研究しました。何より、音源と同じように歌えるように一生懸命練習しました。ドキドキしたけれどメンバーやファンが大きなパワーをくれ、すごく力になりました。音盤発表前日の3月7日がLADIES’ CODEのデビュー5周年だったので、その日はメンバーやファンとよい時間を過ごしました。新曲を公開する前にファンと音楽を鑑賞する時間も設けられたのは、とても意義深くてよかったです。

――5年前と変わった点はありますか?  ソジョン:私自身を見る視線が変わりました。5年前には仕事しか考えていませんでした。「成功しなければならない。1位をとらなければならない」という考えのみで、LADIES’ CODEが私のすべてでした。でも時が過ぎると、段々周りの人々が見え始めて、家族や友人ともよりたくさん会って、感情を分かち合わなければならないなと感じるようになりました。そうして自然と自分自身を大切に思う気持ちも生まれた気がします。 ――音楽はどのように変わりましたか?  ソジョン:昔は、人々が私を通して聞きたがる音楽を探すことだけに気を使いました。ダンス曲や起承転結がはっきりしているような曲です。でも今は、もっと多様な曲にアプローチしています。「気に入った曲がなければ直接作ってみよう」という思いで作曲も始めました。直接曲を作って、歌詞を書いたりしています。ジャンルに縛られず、やりたいことは全部やってみたいです。いつかはバンド音楽もやってみたいと思っています(笑)。 ――直接曲を書く時、どこからインスピレーションを受けますか?  ソジョン:一人で映画を見るのが好きなので、たまにワインを一杯ずつ飲みながら口ずさめば、不思議にもメロディーが浮かびます。最近だと、映画「ヘドウィグ」を見て感動しました。その余韻に浸っていた時間が長かったので、もう一度見ようと思っています。 ――音楽の勉強もしていますか?  ソジョン:大学では実技を中心に勉強しました。昨年からは、通信制の学校で学んでいます。基礎を積んで、より深く勉強したかったので学び始めました。正直、時間が経てば経つ程、ガールズグループのメンバーとして悩みが増えます。でも「将来は音楽をやりたい子供たちに教えることもできるんじゃないか」という思いで一生懸命に勉強をしています。 ――“LADIES’ CODEのソジョン”を思い浮かべると、強いというイメージがありますがどうですか?  ソジョン:そのイメージは80%以上が「ガールスピリット」の影響だと思います(笑)。自身の力量を思い切り見せる番組だったので、編曲も最大限自分が上手くできるスタイルにやりました。そうやって得意としている強く叫ぶような歌を歌いながら、強いイメージが生まれてきたのだと思います(笑)。

――「ガールスピリット」に出演してどうでしたか?  ソジョン:3ヶ月間「ガールスピリット」に出演をしながら音楽の実力がつきました。毎週、上手なメンバーたちと競演をしなければいけないというプレッシャーもあったけど、たくさんのことを学びました。初回と最終回の姿を比較すると、本当に違います。初回は一人だということに慣れなくて、手が震える位でした。一人でステージで打ち勝つ方法もこの番組を通して学んだ気がします。 ――今回の活動で必ず見せたいものはありますか?  ソジョン:今までファンが私に期待してきたのは、主に悲しいバラード曲でした。バラードだけでなく、今流行っているジャンルの歌もよく似合う歌手だということを見せ「ソジョンはこんな歌も出来るんだ」という反応を得たいです。春になれば、音楽配信チャートに登場する春の代表曲などがあるじゃないですか。「Stay Here」もどんな曲より春の雰囲気が出ている曲なので、たくさんの方々に今後愛される曲になればいいなと思います(笑)。 ――5年後の自分はどんな姿だと思いますか?  ソジョン:30歳ですね(笑)。私はずっと歌を続けてると思います。その時になったら色がはっきりした歌手になっていたらいいなと思います。自分の音楽性がはっきりした歌手の方々がすごく羨ましいです。私も、自分だけの色を持った歌手になるのが夢です。最近はスウェーデン出身の歌手Zara Larssonの公演映像をよく見ていますが、ファンに心から感謝の気持ちを伝えているのがわかります。私もファンと心から触れ合える歌手になりたいです。

 記者 : キム・ハジン、翻訳 : 浅野わかな、写真 : イ・スンヒョン