Apink ソン・ナウン「アプローチされても鉄の壁を作ってきた…恋愛したい」

写真=Plan Aエンターテインメント

ガールズグループ Apinkのメンバー ソン・ナウンがホラー映画「女哭声」を通して、映画で初めて主演を演じた。「女哭声」は古典ホラー映画の伝説と呼ばれる1986年作の「女哭声」をリメイクした作品だ。ソン・ナウンは劇の中でオクブン役を演じた。映画の前半と後半、変わる人物の変化を繊細に表現した。

ソン・ナウンは2011年にApinkとしてデビューし、翌年SBSドラマ「大風水」で幼いヘイン役を演じ、演技に初めて挑戦した。その後,「限りない愛」「2度目の二十歳」など様々なドラマに助演で出演し、2012年に公開された映画「家門の帰還-家門の栄光5」にも登場した。「演技がしたかった。まだ先は遠い。私はこれからがスタートです」と主演女優として第一歩を踏み出したソン・ナウンに、ソウル八判洞(パルパンドン)のあるカフェで会った。

――試写会の時に映画を見た感想はいかがでしたか?

ソン・ナウン:スクリーンに出る自分の姿にまだ慣れません。客観的に見ることができませんでした。どれほど怖かったか、面白かったかではなく、私が演技をどうしたかが目に入ってきました。

――演技を見てどうでしたか? 満足しましたか?

ソン・ナウン:まだまだ不足です。行く道は遠いです。映画では初主演なので、第一歩を踏み出しました。「女哭声」を始めとしてより多くの機会ができて、私の演技を披露できる幅が広がることを望んでいます。

――スクリーン初主演作にホラー映画を選んだ理由はありますか?

ソン・ナウン:幼い頃からホラー映画が好きでした。だからより関心が向きました。ホラーだけでなく、時代劇だという点も良かったです。歌手活動をする時とは違う姿をお見せしたくて。普段よりメイクも薄めにしました。ステージではいつもきれいな姿をお見せしてきましたが、演技する時だけは自分を捨てて、最大限作品にだけ集中したかったんです。実際血のメイクももっとしたかったし……メイクもノーメイクにしようかと迷ったけれど、スタッフたちが止めました。シミを隠す程度しかしませんでした(笑)。

――幽霊映画が好きですか? スリラーが好きですか?

ソン・ナウン:スリラーのジャンルが嫌いなわけではないのに見ると、何だか気が重くなります。後遺症はあるけど、幽霊映画を楽しんで見る方です。幼い頃「リング」「死霊館」などの映画が好きでした。

――2012年の「大風水」以後、時代劇出演も初めてですね。大変なことはありませんでしたか?

ソン・ナウン:時代劇のジャンルが大好きです。MBC「太陽を抱く月」を見てさらに好きになりました。「大風水」の時に子役として少し登場しましたが、その時も時代劇に出演したいという欲が生じてやることになったんです。

――初主演に対するプレッシャーはありますか?

ソン・ナウン:ドラマでもまだ主演経験がありません。映画主演そのものが大きなプレッシャーですが、ありがたいことです。いろんな評価が出ると思います。それも承知の上で始めました。残念さは残りますが、今回の作品をきっかけにより良い姿をお見せできると思います。

――オクブンはどんなキャラクターですか? 演技する時どこに重点を置きましたか?

ソン・ナウン:映画の中のオクブンは“行き場のない孤児”でした。偶然シン氏の妻の所に売られてきて、秘密を暴く人物です。最初は気後れして、従順です。でも子供を持った後、母性愛ができて欲望を抱くようになり、だんだん強くなります。映画の前半と後半でオクブンの変わった姿を表現するためにずいぶん悩みました。対比された姿がよくわかるように外見から演技、話し方などを変えようと努力しました。私の考えでは、オクブンは感情を表に出す人ではありません。目つきやトーンで見せようとしました。

――「女哭声」の見どころは何ですか?

ソン・ナウン:原作に名場面がいくつかあります。ミミズを食べるシーンや、シン氏の夫人が鶏の血を飲むシーンなどが今回の映画にも出てきます。原作と比較する面白さがあると思います。最初に台本を見た時、一番期待して、映画を見た時に驚いたシーンがあります。シン氏の夫人が禮山(イェサン)の新妻(イ・ヘナ)を牛の骨のスープの釜に突っ込む場面や、鶏の血を食べるシーンを期待して見て下さい。

――Apinkのチョン・ウンジもホラー映画「0.0MHz」で映画デビューを控えています。これに対して何か話をしましたか?

ソン・ナウン:ウンジさんも撮影が終わったと聞いています。映画に関する話をたくさんしました。私は冬に撮って、ウンジさんは夏に撮りました。私は私なりに、ウンジさんはウンジさんなりに苦労しました。ジャンル自体が違います。映画が気になりますね。

――ソ・ヨンヒと呼吸を合わせたましたが、どうでしたか?

ソン・ナウン:作品を準備する際に計画を徹底的に立てます。でも現場では準備していたものと異なって変わる場合があります。そのような状況で、柔軟に対処できませんでした。そんな部分が足りないと感じました。ある日監督が、「ソ・ヨンヒ先輩は本能的に演技する俳優だ」と言われました。私にとって最も必要なものだと思いました。それを学ぼうと先輩の演技を熱心に見ました。

――映画で主演俳優としての第一歩を踏み出しましたね。新たに挑戦したいジャンルやキャラクターはありますか?

ソン・ナウン:アクションがやってみたいです。「女哭声」でソ・ヨンヒ先輩とのアクションシーンがありますが、しっかり学んでアクション映画に出演してみたいです。アイドルだからといって明るいイメージを思い浮かべる方が多いですが、重くて暗いキャラクターも演じてみたいです。「女哭声」 で似た演技をしましたが、現代だとまた違う演技ができると思います。

――甘いロマンスはどうですか?

ソン・ナウン:やりたいです(笑)。でも上手くやれるかわかりません。見るのは好きですが、実際に可愛らしく照れくさいシーンを演じられるか心配です。20代半ばです。本当の恋愛もしてみなければならないと思います。そうしてこそ感情を演技で表現できるのではないかと思います。アプローチされると今まで鉄の壁を作ってきました。一目惚れして燃えるより、時間をかけて長く見守るスタイルです。そうしてタイミングを逃して恋愛ができませんでした。

――以前出演した「私たち結婚しました」のような恋愛番組からまたオファーが来たらどうしますか?

ソン・ナウン:できそうにありません。昔は純粋で初々しい思いで出演していました。これからは放送ではなくて本物の恋がしたいです。

――アイドルが演技することについて偏見を持つ人がいますが、どう思いますか?

ソン・ナウン:今までそうだったし、これからもそうだと思いますが、チャンスが与えられた時に、どれほど責任感を持って真心を尽くして演技するかが重要だと思います。そのような姿が観客にもそのまま伝わります。演技する時間だけはまじめに見て欲しいです。観客の目線もレベルが高くなりました。100%すべて満足させることはできませんが、最善を尽くしたいです。

――アイドル出身の中でも認められる俳優が多いですが、見本にしている人はいますか?

ソン・ナウン:miss A出身のスジさん、イム・シワン先輩などを見ながら、たくさんのことを学んでいます。見習いたいですね。その場所まで行くために、どれほど努力したでしょうか。私にもまた欲が出ます。そのような先輩たちがそんな場を作ってくれました。私を含めてアイドルのメンバーがそういうのを見ながらついて行けると思います。私はこれからが本番です。これまでさまざまな作品を撮ってきましたが、割合の大きな役割はありませんでした。すごく残念でもあったし、演技の欲もありました。まだまだ行く道は遠いと思います。

――映画の魅力は何だと思いますか?

ソン・ナウン:ドラマはすぐに反応が来るので、早くフィードバックを受けることができます。映画はふたを開けてみないと分かりません。そのため緊張しながらもわくわくします。公開される時になって、さらに緊張します。私がどうやって映っているだろうか。ファンにどう見えるか心配にもなります。

――番好きな映画は何ですか? 

ソン・ナウン:ウディ・アレン監督の「ミッドナイト・イン・パリ」です。今は行って来ましたが、パリに一度も行ってない頃にパリにすごく興味がありました。それで、「ミッドナイト・イン・パリ」を観るようになりましたが、何度も繰り返し観たい作品になりました。幼い頃、美術をしていたせいか、映画に出てくる1920年代の芸術家が実際に目の前にいるようでした。静かだけれどずっと引き寄せられる作品です。

――緒に作業したい映画監督はいますか?

ソン・ナウン:なにしろ立派な方が多いですが、チャンスがあればポン・ジュノ監督と「隠された時間」のオム・テファ監督の作品に出演してみたいです。独特の素材と雰囲気が印象深かったです。「隠された時間」のような雰囲気の映画にも挑戦してみたいです。

――女優としての目標はありますか?

ソン・ナウン:名前の前に“俳優”という文字が付くだけでもありがたいです。“女優さん”と呼ばれるのにまだ慣れません。今は「こんな俳優、あんな俳優になりたい」という言葉より、愛される女優になりたいです。人間として、ソン・ナウンとして愛される女優になりたいです。“愛”の中に多くの意味が含まれていると思います。

――彼氏ができたら、年末やクリスマスに何がしたいですか?

ソン・ナウン:時間が残りわずかです。彼氏ができますかね?(笑)クリスマスにもスケジュールがあります。クリスマスが好きです。その雰囲気が好きです。何かをするというより、クリスマスの雰囲気を楽しみたいです。今年のクリスマスには雪が降ってほしいです。

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 記者 : ノ・ギュミン、翻訳 : 浅野わかな