[現場の中に] ポーランドテコンドー協会(PTF)アーサー会長”抱擁リーダーシップが秘訣”

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「アフリカのことわざに、一人で行けば早く、一緒に行けば遠く行くことができるという話がありますよね。協会はもちろん、ポーランド、韓国政府、国技院まで、皆が関心を持ってくれた結果が少しずつ成果として表れているだけです」

今月10日、ポーランドのワルシャワ•ホリデーインホテルで、ハンギョン10asia(Korea Economic Daily TEN-Asia)と出会ったポーランドのフミエラッシュ•アーサー(Artur.写真)テコンドー協会長(52)は最近、欧州諸国の中で最も目立つ活躍を見せているポーランドの成功の秘訣についてこのように語った。

昨年、ポーランドテコンドー協会は、欧州テコンドー連盟が主催する欧州テコンドー選手権大会(U-21)を成功裏に開催した。協会設立以来、初めての大陸圏以上の国際大会初誘致事例として、成功的な大会運営後は欧州テコンドー内の立地を一段階レベルアップしたという評価を受けた。

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全国的な関心を導いたのは、数年間築いてきた協会カンファレンスとポーランドと韓国政府、国技院などとともに開いてきた文化行事のおかげだ。協会は年に2回、全国規模の定期カンファレンスを開き、毎年「コリアフェスティバル」での示範を通じてテコンドーの普及に取り組んでいる。

成功の秘訣は”抱擁リーダーシップ”による結束力だ。協会は4月と11月の2度にわたってカンファレンスを開くが、IOC関係者をはじめ全国各地のテコンドー指導者、審判、選手ら約1000人が参加する。

この席では、協会事務局と地域協会、政府関連機関などが集まり、試合、審判、品税、ドーピングなど高級情報を共有し、テコンドーの普及と活性化に対する多様なアジェンダについて話し合い、欧州テコンドー界の代表的なカンファレンスとして定着した。

アーサー会長はその中心にいる人物だ。彼は欧州テコンドー界の中でも代表的に挙げられる親韓人事の1人だ。 しかし、実際彼がテコンドーと結んだ縁の始まりは、韓国テコンドーではなかった。

2010年から2年間WTF(World Taekwondo Federation)所属のポーランドテコンドー協会副会長を務めた彼は、1992-1998年まで”北朝鮮テコンドー”と呼ばれたITF(International Taekwondo Federation)で”立ち会い”と”撃破”の種目選手として欧州を号令したメダリスト出身だ。

1998年にはITFで選手でありながら技術委員まで務め、スポーツ行政に第一歩を踏み出した。 しかし、ITFの閉鎖的な行政とグローバルスタンダードであるオリンピックテコンドーへの憧れから、今のWTFに転向し、副会長を経て、2012年からポーランドテコンドー協会長を務めている。

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彼の赴任後、ポーランドのテコンドーは目覚ましい発展を続けている。 ポーランドのテコンドー登録研修者は1万5、000人から2万人の間。 全体クラブ数は150余りと把握されている。これは、同会長が赴任した翌年基準で2倍以上増加した数値だ。

アーサー会長は「赴任して初年度に、ばらばらになっているテコンドー関係者を集めて協力できる方策作りに集中した。さらに、当時だけでもポーランド内のITFの地位が高かったため、容易ではない状況だったが、WTFと国技院の支援が大きな力になった」と振り返った。

文化的な交流も大きな役割を果たした。 彼は「数年前からポーランド韓国大使館と文化院が主催する『コリアフェスティバル』行事が毎年6月に開催されるが、ワルシャワ広場で行われるK-POP公演とテコンドー•パフォーマンスには2-3万人が集まるほどランドマークになった」と述べた。

実際、ポーランド人は韓国文化と製品に対する理解が高いうえ、特に韓国企業に対する友好感が高い。 その結果、地上波ラジオ放送にK-POP専門番組が正規編成され、大きな人気を集めるほどだ。

ポーランドテコンドーの最も大きな特徴に対する質問にアーサー会長は「老若男女誰もがみんな一緒に学んで楽しんでいるということ」と力を込めた。協会が何年も続けている「家族品世代会」や「2016WTF世界障害者テコンドー選手権大会」などもこれと無関係ではない。

「ポーランドでは息子と父親が一緒に修練したり、お祖父さんと孫の3代が品格を学んで大会に参加する姿をよく見かけます。競技力向上とテコンドー普及という二兎を追うために努力いたします」

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記者 : ユ・ジョンウ(ポーランド・ワルシャワ)、翻訳 : 浅野わかな