2YOON「チョン・ジユンとホ・ガユンという、私たちの魅力を分かってほしい」

互いに少しも似ていないのに、誰よりも仲の良い友人である4Minuteの同じ年のメンバーホ・ガユンとチョン・ジユンで構成された2YOONは、独特なユニットだ。まず、ラプンツェルのように長く編んだ髪の上に花冠を載せたスタイルを披露したホ・ガユンは、自由時間に静かに横になっていることが好きで、感情表現をあまりしない上、合宿所で蛇を飼いたがる少女だ。そして、うなじが見える短い髪に少年農夫のような格好をしたチョン・ジユンは、休みの日にも仕事したり勉強したりなど忙しいけど活気づける人であり、冒険好きである一方、まるで母のようにメンバーたちの面倒を見る少女である。19歳に初めて出会い、24歳になるまで徐々に仲良くなった2人は、今は相手の影だけ見てもお互いの気分が分かるという。そして、そんな彼女たちが力を合わせたミニアルバム「Harvest Moon」に気持ちいいエネルギーが盛り込まれているとしたら、それはたぶん、この極端な2人が出会ったことから生まれたシナジーのおかげだと思う。特別なことがなくても、一緒にいるだけでひたすら楽しく見える2YOONと交わした話だ。

“双YOON”から2YOONに

2YOON「チョン・ジユンとホ・ガユンという、私たちの魅力を分かってほしい」

写真=TENASIA

―どうして2人でユニットを組むことになったのか?

ホ・ガユン:練習生の時、ジユンと始めて出会って以来、2人で一緒に過ごす時間が多かったんです。それで、音楽に関する話をたくさん話し合ったり、デビューしてからラジオで2人で歌を歌う機会がよくありました。そんな中、去年「UNITED CUBE CONCERT」のブラジルとイギリスでの公演で、Keshaの「Blow」を2人でカバーして披露することになりました。実は、もともと私たちが自分たちでそのステージを本当にやりたいと思い、ダンサーたちと一緒に練習してそれを映像に撮って会社の方々に見せました。その結果、OKをもらってステージを披露しましたが、その反応がよくて本格的にユニットを準備することになったんです。

―4Minuteの時とまったく違う、軽快で可愛いカントリーポップジャンルの「24/7」をタイトル曲にした理由が知りたい。

ホ・ガユン:アルバムを準備していた最初の頃は、KeshaやFergieのような強いスタイルの音楽に関してよく話し合いました。コンサートで私たちのステージを見た方々も、私たちにそういうものを期待するだろうと思ったんです。でも、多くの人々から「そしたら、4Minuteやキム・ヒョナのソロとイメージが重なりそう」と言われました。そして、私たちも4Minuteとは違う姿を見せた方がいいと思い、いろんなことをたくさん話し合った結果がこれです。

―今回のアルバムにはジユンさんが作詞、作曲、編曲に参加し、自作曲「se se se」も披露したが。 

チョン・ジユン:実は作曲を本格的に習ってからまだあまり経っていないんですけど、私が作った5~6曲の中で1曲を選んで公開することになりました。「se se se」は本来、スロージャムのスタイルでよりまったりとした曲でした。コンセプトも少しいやらしく、直接的だったんです。だけど、アルバムに収録されたのは純粋なバージョンの方になりました(笑) アルバム制作を始めてからは、プロデューサーさんの元に頻繁に訪れ意見を出したり会議にも参加しました。後に作曲家の方が私の電話を怖がるほど、しつこく連絡して訪れましたね。BTOBのチョン・イルフン君がラップのフィーチャリングをしてくれた「悪夢」は、私のソロ曲にして私がラップもして歌も歌う予定だったんですが、作業しているうちに変わりました。

“パソコンができない”ガユンが試案作り

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―ホ・ガユンさんが自らビジュアルコンセプトの試案を作って提示したと聞いたが。

ホ・ガユン:4Minuteはこれまで派手で定型化されたステージ衣装を主に着ていました。それで、今回は違うスタイルを見せたいと思いました。私はパソコンをあまり使わない方ですし、うまく使えない方でもありますが、色んな人に聞きながら試案のファイルを作りました。インターネット上にあるファッションアイテムの写真を集めようとしたのですが、最近はマウスの右ボタンを押してもそれができなくて、それで普段あまり連絡を取らない兄に久しぶりに電話して聞きました。イメージを一つ一つ探してそれを一つのファイルにするため、私の人生の中で一番長い時間をパソコンの前で過ごしました。たぶん、2013年の春夏コレクションをすべて見たと思います。私が望むイメージと似ている感じのブランドの以前のアイテムや、アメリカ東部と西部のカントリースタイルを沢山見ながら作りました。楽屋とかで先輩たちから「よくある衣装じゃない点がいい」と言われたり、「誰がアイデアを出したの?」と聞かれ「私が……」と答える時は嬉しかったです。

チョン・ジユン:私はガユンが最初、“ガユン試案.hwp”“ジユン試案.hwp”というファイルが添付されたメールを送ってきた瞬間に感動しました(笑) パソコンがうまく使えなくてSNSの活動さえ全くやらない子なのに、本物のプレゼンテーションのように資料を作ったということだけでも素晴らしいと思いました。また、衣装、ヘアー、帽子、サスペンダーの一つ一つやプロモーションビデオのスタイリングまで細かく分けて作ったことから、彼女の努力がさらに見えました。

―上半期中に予定されている4Minuteの活動でも、スタイリングをやってみたいと思わないのか?

ホ・ガユン:「VOLUME UP」の時、スカートを翻すようにすることをはじめ、時々スタイリストさんたちに「こんなのはどうですか?」と提案します。いつかチャンスが与えられたら、4Minute全員をスタイリングしてみたいとも思っていますが、でも今回は2人だったからできたと思うし、またその相手がジユンだったからこそできたと思います。ジユンとは普段からよく話しているし、休みの日には一緒にショッピングしに行ったりするので、どんな物がジユンによく似合うのかを分かっていたからできたと思います。

―普段からファッションに関心が高いため作業にも参加できたと思うが、ショッピングする時、基準があるとしたら?

ホ・ガユン:流行に敏感すぎる服は買わないようにしています。何となく他の人を真似しているようだし、流行が過ぎてから着ると遅れている感じがするためです。流行モノより、いつ着ても目立たないアイテムの方が好きです。“空港ファッション”の写真を撮られることが多いですが、一度目立つ服を着たら次にはそれを着れなくなるじゃないですか。だから、どの服に合わせても新しいもののように見えるベーシックなアイテムを買います。

チョン・ジユン:実を言うと、私はデビュー前までかなり田舎臭い学生でしたし、今も私が人に見られる職業に就いているという自覚があまりなく、よく忘れます。そのため、どこか出かける時、おしゃれして出なければならないということがよく理解できないんです。それで、写真を撮られることに対しても心配はないです(笑) でも、空港ファッションはある時から突然、重要になったようで、もともとあまり気にしていなかったけど、今はスタイリストさんが服などを選んでくれるので、少し関心を持つようになりました。サングラスを買ったり、普段ガユンと一緒にショッピングしに行くと、ガユンが可愛いものを選んでくれます。

チョン・ジユン、男の子みたいだとからかわないでください

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―アイドルの必須コースの一つであるバラエティーに2人で出演することはどうか?

ホ・ガユン:本当に難しいです。14歳から練習生生活を始めたので、TVをほとんど見ていなく、その時は「歌だけうまく歌えれば大丈夫だろう」と思いました。でも、デビューしたらいつも特技を披露するよう言われるので本当に困るんです。私は特にできることがないので、バラエティーに出ると特技の心配を一番にします。

ジユン:数日前に、MBCラジオ「シンドンの退屈打破」に出演しましたが、シンドン先輩が「ガユンさんが特技を見せてくれるまで進行しない」と言い、本当に焦りました。結局シンドン先輩が待ちくたびれて「犬の鳴き声もできないんですか?」と言ったら、ガユンが本当に無味乾燥な声で「ワンワン!」と吠えました。それでも、猫の鳴き声はそれなりにうまくできたと思います(笑)

ホ・ガユン:最近は本当に何か一つ開発しなければならないと思っています。Mnet「ワイド芸能ニュース」で「1+1はキヨミィ(可愛い人)」をしたのも、ムン・ヒジュン先輩の前だったからできるだけ頑張ってやったのに結果が……(笑)

―tvN「ロマンチック&アイドル」の1期に出演したリーダーのナム・ジヒョンさんがいい反応を得ているのを見て、どう思うか?

ホ・ガユン:ジヒョン姉さんがその番組でうまくいって本当に嬉しいです。実は、ジヒョン姉さんは少し人見知りなんですけど、番組では率直で気楽な姿を見せていると思います。私もMBC「私たち結婚しました」のような番組に出演したいと思う時がありますが、私はかなりダイレクトな性格なので、視聴者たちから嫌われるかもしれないという心配を抱えています。

一本気な性格がダイレクトでタフであるなら、「24/7」で華やかな衣装を着てニコニコ笑うのがぎこちないのでは?

ホ・ガユン:常にぎこちなく感じています。私は感情表現が少ない方なので、あまり笑わないし泣かないんです。何だか恥ずかしくてセルフショットも撮らないです。4Minuteはコンセプト上、少し無表情でいてもシックだと見てくれますが、2YOONのステージではジユンが歌を歌う時、私がどんな表情をすればいいのか分からなくて……困ります(笑) ただ、一生懸命笑っていたら、口の中がどんどん渇いてくるんです。それでも最近は少し笑顔になっていると思います。次の4Minuteがこのようなコンセプトをしたら、うまくやれる自信があります。

チョン・ジユン:インターネットで面白いものを見つけて大声で笑いながら、「ガユン、これ見てみて。本当に面白い!」と言っても、ガユンは「これのどこが面白い?」と言うんです。でも、私は諦めず、毎日のように見せています。ガユンが笑うまで。1日に1~2回は必ず(笑)

ホ・ガユン:ジユンがよく犬の写真を見せながら可愛いと言うんですけど、そういう時はどうすればいいのか分からなくなります。犬や猫のように毛のある動物が少し怖く見えるので……。アルバムのジャケットの写真でひよこと一緒に写真を撮ったのは、仕事だから我慢できました。蛇が好きな理由も毛がないためです。合宿所で飼いたかったんですが、メンバーたちから怖いと言われて諦めました。

―チョン・ジユンさんはトムボーイといったコンセプトと違い、繊細で人の面倒をよく見る性格に思える。

ホ・ガユン:お姫様風の衣装などは好きじゃないんですが、気持ちが女性っぽいんだと思います。料理好きで、人の面倒をよく見ます。でも、服はスーツや革ジャン、OLスタイルが好きで、短いヘアスタイルをしているので、心まで男っぽいだろうと思う人が多いようです。でも、違いますよ!(笑) 私は鋼鉄じゃなく、強い心臓を持っている人でもないということを分かってほしいです。

24歳のガユン&ジユンの夢

2YOON「チョン・ジユンとホ・ガユンという、私たちの魅力を分かってほしい」

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―2009年にデビューし、もう5年目だ。他の人より若い年齢に社会に出て、アイドルという職業に就いたが、デビュー前に夢みていたことと実際の人生はどんな違いがあるのか?

ホ・ガユン:デビューする前はK-POPというジャンルが世界的にあまり知られていなかったので、韓国での活動だけ想像していました。でも、2010年ぐらいから海外での活動が多くなりました。日本やアジアだけでなく、ヨーロッパやブラジルのように遠い国でも公演をするようになったことが、不思議に思えます。そして、私が幼かった頃はH.O.Tやgod先輩たちが数年間トップを守りましたが、今は新しい歌手が毎年数十組も溢れ出ており、人気というものも毎日のように変わるので、こんなに速く回転して行くことが怖いと感じられる時があります。

チョン・ジユン:私は練習生期間が他のメンバーたちと比べ、著しく短い方でした。そのため、他のメンバーたちはすでにたくさん練習しているのに、私だけが足りないと思いデビュー前の短期間、4Minuteのメンバーとしてきちんとやっていくため、ご飯も食べずほとんど寝ないで練習をしました。その時は1分1秒が惜しかったと思います。また、その時は後先をあまり考えていなかったと思います。歌手になってどのように成功するかを考えるより、まずはデビューだけでも果たそうという気持ちでしたから(笑) でも、デビューしてから4Minuteの独特のカラーを作っていくうち、プライドができました。私たちが「Music」や「Hot issue」を歌った時は、強いコンセプトのガールズグループがあまり多くなかったのに、今は増えたじゃないですか。「コウラ コウラ ~鏡よ鏡~」と「VOLUME UP」で私たちのカラーが多少薄くなりましたが、これからもう一度、4Minuteのスタイルをはっきりさせなければと思っています。

―2YOONの活動を通じて実現させたいと思ったことがあるとしたら、それはどんなことなのか?そして、それをどれほど実現させたと思うのか?

ホ・ガユン:2YOONがカントリーポップの曲を歌ったということ、ユニットで新しい姿を披露したということを、人々が覚えてくれたらいいなと思います。4Minuteにいる時と今の私たちはかなり違うので、4Minuteにチョン・ジユンとホ・ガユンという子がいて、このような魅力を持っているということを分かってほしいです。「人々が『24/7』は知っているけど、それが4Minuteからのユニットの曲ということは知らない」とはっきりと話してくれる友達もいますけど、歌を知っていくうち、私たちに関しても知ってくれるようになるだろうと思います。最初、ユニットを始めた時、夢は大きく見ようと思ったので、少し大変な時も「スケジュールがこんなに多いことに感謝しよう。私たちを呼んでくれることに感謝しよう」と思うようにしています。

チョン・ジユン:正直、知名度が低いので知名度を上げたいと思いました。ホ・ガユンという子はこんな子、チョン・ジユンという子はこんな子ということを、それぞれが担当したスタイリングとプロデューシングを通じて、私たちを知らせようということがユニットの第1の目標でした。そして、その次が私たちのやりたいことをやろうという目標でしたが、それは完全に実現させたと思います。ただ、人々に私たち2人を知ってもらうことは、これからも続けるべき課題だと思います。だけど、今もこのように2人で活動していることが本当に嬉しく、実感が湧いてこない時もあります。コンビニで私たちの歌を偶然聞いたり、2YOONのインタビュー記事を見る度に不思議な感じがするくらいです。

記者 : 文、インタビュー : チェ・ジウン、インタビュー : ファン・ヒョジン、写真 : イ・ジンヒョク、編集 : チャン・ギョンジン、翻訳 : ナ・ウンジョン