【Single】2011年は“IU一人勝ち”

IUのための一週間。そう言っても過言ではない。先月29日に公開されたIUの2枚目のアルバム「Last Fantasy」に収録されている「YOU&I」が11月の5週目にmellon、olleh music、bugs music、mnet music、soribadaなどの主な音楽サイトで週間ヒットチャートを独占している。それ以外にも同じアルバムに収録された「秘密」、「眠りの森の王子」、「おじ様」などが各音楽サイトの10位以内を埋めつくほどの勢いを見せている。1週間の上位ランキングを総なめにしたIUの音楽を探ってみよう。

【Single】2011年は“IU一人勝ち”The Single :「YOU&I」

実力派の“おじ様”シンガーソングライターたちがこぞって曲を提供したこの作品は、有望な“ミュージシャン”としての道を歩み始めたIUのイメージによく合っている。この大物作曲家とのタッグは「Real」を連想させる。そのためメジャーとなった少女に、よりミュージシャンらしいものを期待していたファンは、「Good Day」に雰囲気の似た「YOU&I」を聴いてがっかりしたかもしれない。「YOU&I」は単に「Good Dayパート2」のような曲ではない。「Good Day」は華麗なビートと弦楽セッション、ギターそしてブラスバンドを総動員した迫力のあるサウンドが特徴だった。それに比べると「YOU&I」は弦楽セッションが中心となり、曲の童話的な雰囲気や情緒を引き出して全体の雰囲気をリードしている。また洗練されたビートと控えめなブラスバンドがIUの歌唱力を引き立てている点は「Good Day」の長所を受けついだと言える。「YOU&I」に新しさはないものの、今まで通り音楽チャートのトップにふさわしい完成度の高い楽曲になっている。

【Single】2011年は“IU一人勝ち”That’s Hot:「秘密」

たとえばプロ野球でオールスター戦だからといって、普段のチーム戦より見所が多くなるかといえば、そうではない。同じように、著名作曲家たちが集結したところで、必ずしも後世に残る名曲ができるとは限らない。IUの「Last Fantasy」も同じだった。期待も大きかっただけに実際耳にした時の落胆もあったが、少なくともアイドルとミュージシャンの境界に立つIUには必要な曲だったかもしれない。olleh music、bugs music、mnet music、soribadaの週間チャートで2位を獲得した「秘密」はジョン・ソクウォンの特徴ある声が引き立つ切ないバラードだが、LENA PARK(パク・ジョンヒョン)の「夢」とはまた異なり、IUのボーカル技量によく合ったメロディとキム・イナの繊細な歌詞、そして壮大なコーラスなどはIUの声と見事に調和がとれたバランスの良い曲となっている。“3段高音(3オクターブの高音)”のような二つ名はつかないものの、このように存在感をアピールできたということは大きな成果である。

「秘密」は、IUが今できることを最大限に活かした彼女のバロメーターのような曲だ。

【Single】2011年は“IU一人勝ち”Coming Soon

Mnet の「スーパースターK2」出身の新人歌手チャン・ジェインの「冬の夜」が8日発表される。キム・ヒョンソクが作曲したこの曲は「おもちゃの兵隊たち」とは違い、感傷的なバラード曲に仕上がった。同じく8日イム・ジェボムのリメイク曲アルバム「フリー」も公開された。アルバムにはカインとフューチャリングした「私の耳のキャンディ」が収録されており話題となった。また、TV番組での活躍と別に「月刊ユン・ジョンシン」で毎月の活動が注目されているユン・ジョンシンの「行歩2011」が6日に発表されたため、現在IUが独占している音楽チャートがどう動いていくのか、気になるところである。

Check Point

- 来年には Mnet 「スーパースターK 2」出身のキム・ウンビがメンバーに決定している女性グループ(2012年上半期デビュー予定)とMBC「スターオーディション偉大な誕生」出身のグォン・リセが所属するグループの対決も見ることができるだろう。
- キム・ヒョンジュンの「Please」は歌詞に飲酒喫煙についての内容があるとのことで青少年有害メディアの告示を受けていたがこれが取り消しとなり、訴訟は女性家族部(韓国中央行政機関:Ministry of the Gender Equality & Family)の完全な敗訴となった。
- IUに始まりIUに終わった2011年。2012年トップの座につくのは果たして誰か。

記者 : キム・ミョンヒョン

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