「紳士の品格」キム・ウンスク脚本家は何がやりたかったのか?

 

「紳士の品格」キム・ウンスク脚本家は何がやりたかったのか?

写真=SBS

「僕の人生にもいきなり何か起こって欲しい。例えば……恋とか」
ある日、突然何か起こりそう?いや、起こらない?だがしかし、ドラマでは起こる。しかもチャン・ドンゴンに。倫理教師ソ・イス(キム・ハヌル)は、一緒に暮らしている友達ホン・セラ(ユン・セア)の恋人イム・テサン(キム・スロ)に片思いをしている。そしてそんな彼女に、イム・テサンの20年来の親友であり同業者の、建築事務所を営むキム・ドジン(チャン・ドンゴン)は、ロマンティックな、もしくは困り果てる数回の出会いの末、ソ・イスに打ち明ける。

「片思いを始めようと思います」「誰に?」「あなたです」

キム・ウンスク脚本家は何がやりたかったのか?
「恋愛よりエロス」とキム・ウンスク脚本家は話した。「こんなに経験のある俳優たちを前にして、子供たちのような恋愛をすることはできなかった」感情は死ぬほど深いが、スキンシップは潔癖に近いほど嫌う韓国ドラマでは、これまで大人の恋愛さえキス1回が永遠を誓い、一度寝れば妊娠と結婚を呼ぶ大げさなやり方で恋人同士の肉体的関係を描いてきた。しかし「不惑の年にふさわしいセクシーで経験のある男性たちのストーリーを期待してもいい。放送の限界が許す地点までは押し付けるつもりだ」というキム・ウンスク脚本家の宣言は、限界よりも暗黙的タブーを超えるという覇気を期待してもいいだろう。

 

チャン・ドンゴンは壊れることができるのか?
冷たい都会男、しかし、自分の女には温かいだろう。SBS「パリの恋人」のハン・ギジュ(パク・シニャン)も、SBS「シークレットガーデン」のキム・ジュウォン(ヒョンビン)もそうだった。キム・ドジンは、これまでチャン・ドンゴンが主に演じていた断固としていて寡黙な男性像とは違って、相当な毒舌を持ちながらも知的な生活を送っており、ある程度のナルシシズムと“おじさん”らしい図々しさまで保有している男だ。しかし、そんな自分に好意を抱かないソ・イスの前で、慌てて興奮して壊れるキム・ドジンは、チャン・ドンゴンの作品の中で恋人を見ると石化していた「ブラザーフッド」より「グッドモーニング・プレジデント」での純情派大統領に近いように見える。参考までに、キム・ウンスク脚本家のドラマにおいて先輩であるヒョンビンは、コミカルな演技で悩むチャン・ドンゴンに「最初はそうですけど、やってみたら兄さんがもっと欲張るはずですよ」というすぐれた答えを出した。

 

男たちの「セックス・アンド・ザ・シティ」になるのか?
タイトルから“男たちの話”であることを掲げた「紳士の品格」は、キム・ドジンとイム・テサンを始め、妻と死別した弁護士チェ・ユン(キム・ミンジョン)、お金持ちの年上の女性と結婚した後、絶えずよそ見するカフェの社長イ・ジョンロク(イ・ジョンヒョク)など、18歳の時から共にしてきた4人の友達の話だ。「外から見える男たちのカッコいい姿より、彼ら同士でいる時の会話、彼らの“しわざ”を見たがる女性たちの心理にポイントを置いた」というキム・ウンスク脚本家の意図のように、実は40代の男性たちが実際にこう遊ぶかどうかは重要ではない。物腰柔らかな男でも、遊び人っぽい男でも、女性の話が出ると異口同音で「きれい?」と聞き、窓の外側のすらりとした美女が動くところへ視線が自然に移動する“紳士”たちの行動は、ある面では女性たちが見たがるもう一つのファンタジーなのかも知れない。

 

見守っている
―キム・ドジンという男、チャン・ドンゴンの顔にウォンビンの本名を振りかけるのか?
―「一目惚れしましたから」「ふざけないでください」「では、見る度に惚れましょうか?」手足の収縮と頬骨上昇の相関関係、それが知りたい。
―88サイズの状態でアメリカに行って、44サイズで戻ってきた兄の友達である初恋のチェ・ユン(キム・ミンジョン)と再会するイム・メアリ(ユン・ジニ)、「フレンズ」のモニカがチャンドラーに再び会った時にそうだったのだろうか!
記者 : チェ・ジウン、翻訳:ハン・アルム