【CLOSE UP】INFINITE 初の単独コンサート ― 初めは微弱だが終わりは壮大なり

【CLOSE UP】INFINITE 初の単独コンサート ― 初めは微弱だが終わりは壮大なり

写真=TENASIA

音楽とパフォーマンス、そして笑い。ボーカルダンスグループの公演でこれは当然といえば当然の構成かもしれない。しかし、去る2012年 2月11日・12日の両日、オリンピック公園ハンドボール競技場で開かれたINFINITEの初の単独コンサート「Second Invasion」は、完成度の高い音楽と卓越したパフォーマンス、そこに笑いとをうまく織り交ぜた公演として成功裏に終わった。そして何より2010年6月のデビューからわずか1年半の間にリリースした約30曲が生で聴けるということで、チケット8000枚が前売り開始10分で売り切れるという快挙をも遂げたのだ。

イントロが印象的なデビュー曲「また戻ってきて」で始まった公演は、「BTD」や「僕のものになって(Be Mine)」「パラダイス」などでINFINITEのトレードマークでもある、一糸乱れず踊るキレのいい群舞を披露し、機械音の代わりに生バンドが演奏する清涼感のあるサウンドは優しく会場を包み込んだ。また、メンバー一人ひとりによるソロステージもプログラムに花を添えた。高校時代にロックバンドで活動したメインボーカルのソンギュは、ソロステージ「Because」でロックテイストなシャウトを聴かせ、観客に強烈な印象を与えた。ウヒョンによるソロステージ「時間」では、舞台の上から雨を降らせる演出に会場は大盛り上がり!これまでボーカルのパートが少なかったLは、過去のオーディション時に歌ったToyの「僕が君のそばにしばらくいたということを」をソンジョンのピアノ演奏に乗せて歌い、その完成度の高さで会場の皆を驚かせた。ソンヨルは、ソンジョンと組んだ 「トラブルメーカー」でキム・ヒョナ(4minuteのメンバー)に扮し、パワフルなダンスと、上着を破るパフォーマンスで会場を沸かせた。

チケット8,000枚が前売り開始10分で完売

【CLOSE UP】INFINITE 初の単独コンサート ― 初めは微弱だが終わりは壮大なり

写真=TENASIA

また、ラップとダンスを担当しているホヤとドンウは、自身の曲「Crying」はもちろん、Verbal Jintの「You Look Good」で各自の個性を生かしながらパワフルなラップを披露し、新たなユニットの可能性を見せてくれた。ソンギュのギター演奏に合わせて歌う「Hidden Track」をはじめとして、シャッフルダンスバージョンでリミックスした「3分の1」や、バレンタインデーのプレゼントとしてメンバーが移動車に乗って2階の客席にチョコレートを投げながら歌った「白い告白」など、全てのステージがファンたちを満足させるのに十分だった。歌とダンスの完成度の高さだけではなく、メンバー一人ひとりの可能性、そしてアイドルグループならではのパフォーマンス、これまで着実に積み上げてきたものすべてを見せてくれたのだ。

映像とコメントが公演の流れを邪魔する場面や、音響が少しうるさかったなど残念な点もあったが、今回のコンサートは“大当たり”を狙うのではなく、地道に努力を積み重ねてきたグループ、7人が集まった時に更に輝くグループINFINITEのアイデンティティをはっきりと見せてくれたコンサートとなった。

“初めは微弱だが終わりは壮大なり”という言葉のように、小さな一歩かもしれないが、それはいつか大きなステップに繋がる一歩となる。「Second Invasion」はINFINITEの新たな第一歩だった。そして、彼らはいま次のステージへと飛び立とうとしている。

記者 : チェ・ジウン、翻訳 : ミン・ヘリン